- 徳間書店 (2019年7月30日発売)
本棚登録 : 1058人
感想 : 106件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784198648213
作品紹介・あらすじ
良くも悪くも、あなたの持ち物は重くなってはいないか。
大切にしていた「はず」のモノで、逆に心が押しつぶされそうになってはいないか。
だから、ビジネスも人生も「捨てる」ことからはじめよう。
「これから」を、病まないで生きるために。
堀江貴文が満を持して贈る「捨てるため」の本。
時代の寵児から一転した逮捕・収監を経て、令和元年、ついに日本初の民間ロケット打ち上げ実験を成功させた堀江貴文。
その折々にあったのは「捨てること」「持たないこと」を徹底した思考法だった。
もし、自分にある種の強さがあるとすれば、それは「捨てる」ことへの、ためらないのなさかもしれないーー。
幼少期の原体験から東大、ライブドア時代と、久し振りに自身の半生をゼロから振り返った「原点」がここに。
逆境にあっても未来を見据えながら、今を全身全霊で生きる。
そのために、捨てるべきものは何か。持っていなければいけないものは何か。
ライフハック、お金、仕事から人間関係まで、「所有」という概念が溶けたこの時代に最適化して、幸せに生き抜くためのメソッド集。
タイトル題字:堀江貴文
<目次より>
―本当にそれは必要ですか?―
大切なモノを捨てていくことが、本当に大切なモノにアクセスする手段となる。
―所有欲―
「所有」と「獲得」。この2つは似て非なるものだ。決して混同してはならない。
―プライド―
辛く苦しいときに、どう対処するか。あえてピエロになるという選択。
―誰かのせい―
自己否定の連続こそが強いアイデンティティを育てる。他人のせいにしても、あなたの未来は開けない。
―人間関係―
ステージごとに人間関係はリセットする。しがみついているのは、むしろあなたの方かもしれない。
―愛着―
根拠のない「愛」とか、ましてや「縁起」とか(笑)。全部捨てて何が悪いのか?
―結婚―
ひとりきりは寂しかった。でも、自分で「捨てる」と決めたから後悔はしない。
―家―
それは家族のため? 自分のため? 全部、違う。あなたは刷りこまれているだけだ。
―家財一式―
収監という「強制断捨離」。何もない部屋で感じたのはすがすがしさだった。
―分かち合うこと―
独占ではなく共有。体験は共有することで楽しみのバリエーションが広がる。
―持ち物と思い出―
思い出を捨てられない人はヒマなだけだ。場所はおろか時間まで取られてタチが悪すぎる。
―嫌な仕事―
辞められない理由はなんだろう。安心感? 安定感? 嘘だ。〝損切り〟に臆病になっているのだ。
―好奇心―
誰からも奪われることがない自分だけの人生の相棒が「捨てるもの」を最適化する。
みんなの感想まとめ
人生における「捨てる」ことの重要性を考察する一冊で、著者は自身の経験を通じて、所有やプライドを手放すことが新たな可能性を生むと説いています。時間の使い方や自己の原動力を見つめ直すことで、何が本当に必要...
感想・レビュー・書評
-
人生における原動力と時間の使い方
自分の人生の原動力を考える必要がある。自分はどんなことをしたいのか、何を目的に動いているのか。自分の人生で最も大切なのは時間である。その時間をいかに使うかが重要だ。
無駄なプライドは、大したことない自分を守ることである。無駄なプライドによって多くのことを妨げている。どうしようもない。プライドは捨ててしまう方が良い。プライドがあれば、その分行動にブレーキがかかる。
自分を開示する。つまり、相手のことはほとんど気にしなくていい。自分の時間を持ち、自分が言いたいことを言う。ただし、伝え方が相手を傷つけるような言い方とするべきではない。常に自分の意見が客観的に見て意味があるのか、正しいのかを考える必要もある。自分だけの世界ではなく、自分と世界がどのような関係性にあるのかを考える。
何が欲しいのかがはっきりしていれば、おのずと何がいらないのかがわかる。自分にとって何が必要なのかを常に考えて、とにかく減らすこと。全てを失ってから本番であることを肝に銘じて、余計なものはいらないということを自覚して生きていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホリエモンらしいなかなかアクの強い内容。
家族や友人さえも捨てる…。
自分には真似出来ないが、全てを捨てても自分のやりたい事を貫く…これくらいの信念がないとなかなか人は成功出来ないのかも。
あまり同調できる内容ではないが、なるほど感はあった。 -
ホリエモンの本に興味はあったが、自分の意見とは合わなそうで避けてきたがなんとなく手にとってみた。
印象に違わず、独特の視点で、冷静というか何事にもドライな考え方。ホリエモンの意見、考え方って突き抜けていて一貫性も感じられて、むしろ清々しい。
そして自分の感性とは合わないことの方が、やっぱり多かったけど、、似たような考え方をするところがあったので共感する部分と反対意見、って部分が明確にありながら読み進めれたから面白い発見もあった。 -
何かを「捨てる」ことについて、堀江貴文の人生と共に書かれた一冊。捨てた結果、何が得られたのか。非常に読みやすく、堀江貴文の過去も分かる。とにかく思うことは「考え方が根本的に違う。」ということ。著書の「捨てる」の捉え方は我々のただ断捨離するということではない、モノも人も、そして、自分自身も、「捨てる」ことで得られる大きな充実感をこの本で実感して欲しい。
-
当たり前のことを、当たり前のように書いている本。堀江さん自身も当たり前すぎて、なぜ理解できないかがわからないような雰囲気の中、出版社の意向で出版されたのだとうなという感じ。彼でしか語れない刑務所の話は重い。
-
ホリエモン節満載の本。
目についたので読んでみた。
題名の「捨て本」と聞いた時は、読まなくて良い本という意味かと思ったけども、
そういうことじゃなくて、
捨てるについて書かれた本ということ。
ホリエモンの半生を振り返り、捨てるについて書かれた方。
ホリエモンの本は今までも読んだことあるが、
私は毎度発見が多い。
やや極端なところも人によってはあると感じる人もいるかもしれないが、個人的には、合理的で納得できるところも多く、意外と(?)人情もあり、新たな考えが得られると言うのも非常に面白い。
迷った時、読む本がない時はとりあえずホリエモンの本を読むと言うのはありなのかと思った。
「前向きな借金はしてもよい」は私も同感。
私は大学卒業時に親からお金を借りて卒業旅行したのはまさにこの例だと思う。(就職してから返済した)
上京するときの親の寂しさはグッとくるものがあった。子どもと一緒にいられる時間って限られているんだなと改めて思わされた。
あと、会社経営としての社長の考えも参考になった(★)
【気づき】
・所有と獲得は違う。
獲得はある意味で報酬になる。
・金で満たされるものに時間と出費を投じるのは無意味である。
収集癖がある人へ
お金に換金できるもので、入手不可能なものではない。
所有は「それを買えるチャンスと経済力があった」という事実を可視化しているだけ
・孤独に悩んでいる人は、きっと性格の問題ではなく、やりたいこと不足なのだと思う。友達なんかいなくていいよ、どれぐらい好きなものにハマれば、自然に良い友人はできる。
・人間関係はグラデーション
ゼロ百で考えない
・人間関係で意見が一致しなければ、
分かり合えない事がわかり合えたと考えればよい
「相手が自分をどう思うか」と悶々と考えるのは人生の時間の無駄
・人間関係が気まづずくなる恐れをずっと抱いて、悩みや苦しみは消えるのだろうか?
結果を恐れて何も行動せず、これからも何十年変わらず過ごす覚悟はあるのか?
・「世間では」「日本人は」などと他人のせいにするクセのある人は、自分の弱さとか考えの足りなさをすり替えて自己評価に向き合うことから逃げているだけ
プライドを捨てて他人のせいにするクセを捨てよ
・前向きな借金はしてもよい
やりたいことを先延ばしにする時間の浪費の方がもったいない
・(ホリエモンが東大に受かり上京するとき、本人は嬉しさでいっぱいだがら親は本当は寂しかったのかもという話から)
「捨てる」ことに寂しさはついてまわる。
しかし、捨てることに踏ん切りをつけられず、現状にとらわれたまま、新しい世界に飛び出していくことはできない。
子どもの成長において「見送る側」の寂しさを耐えることくらいしか親にできることはない
★ビジネスにおいて、社員や同僚にヒントも出さないし、仕分けや意図を汲み取ってくれとも言わない。改善手を指摘して直るようだったら、しっかり言って直りそうもなければで切り捨てる。
切り捨てると言うのは、同じラインで仕事をしなくなったり、呼ばれなくなるだけ。
やめて行ったり、自分から離れるのは向こうの意思にすべてゆだねてきた。
・友達と一緒に会社やらない方がいい
・長い付き合いの友達が何十人もいることを自慢していたら要注意
同じ価値観に固まって生きていて、思考も知識もバージョンアップしていない可能性が高いから
・痛みは感じないくらい忙しく、やりたいことに熱中していればいい
・社名を変更するのに抵抗する人はなぜ?
情緒的な理由より知名度を得るほうが欲しいもの。欲しいものがはっきりしていれば、捨てるものもはっきりする。
・採用面接は社長自ら自分でする。
もっとライブドアの社員でホリエモンのこと悪く言ってる人の話はあまり聞いたことがない。
相手との関係を気にしすぎていて、自分の得た地位や権力に執着しすぎると人から恨まれる原因になる。
自分が育てたと思う事はなく、成功する人は勝手に1人で成功する。
・結婚制度とは田んぼを守るためのシステム。
田んぼから毎年収穫するために維持が必要。子孫に引き継ぐためにも、子どもの数に応じて分割相続するのではなく、長子を田んぼに紐付けさせて、次男次女たちは豊かな家庭に丁稚奉公へ行き、別の家族の一員となった。そうやって田んぼを守り続けた。
・子どもが欲しいのは、財産ではなく、楽しく過ごしている親の姿であり、自分たちも同じように楽しく好きなように生きていける未来。
・家族はいてもいいし、家族が1番大事と言うなら、それでも良いが、捨ててはいけない。捨てたら悪人と言うのは、江戸時代からの単なる洗脳
・ライフスタイルなどにより変化に対応できるため、住宅購入は避けた方が良い。
家を買うのが立派な大人だと言うのは刷り込み。
・苦手なことで病む位ならプロへ外注してしまおう。
子育ても向き不向きがあるのは仕方がない。育児の経験値が高く、子育てが好きなプロにお任せすることで、心身のストレス「抱えず、夫婦共々経済的余裕を得て、その資金を子供の教育に投じる方が理想的だと思う。
・監獄は「しゃーない」という気持ちだった
・目的を考えるのは大事だが、その後の作業は自動化せよ
・人間だから裏切ることもある
人は変わり続けるのが真実
・貸したお金が返ってこないのは「あげた」と考えている。だから怒らない
・刑務所生活で制限された環境下での楽しみや喜び、やり甲斐が見つけられた。
状況を受け入れて次へ繋げること
・ビジネスはこの人、ゴルフはこの人、カラオケはこの人と付き合いを分散している
・修行は意味がない。美味しいこばんを出すことが目的ならそれをやろう
・思い出の品を捨てられない人
過去の品を慈しむほど無駄で生産性のないものはない
・時間、好奇心は捨てられない -
成長のためには、今までの価値観を乗り越える(捨てる、手放す)ことが不可欠だが、人間は恐れからそれがなかなかできない。
この内容は、最近読んだリーダーシップに関する本(なぜ人と組織は変われないのか、なぜ弱さを見せ合える組織が強いのか)と通じるところがあり興味深かった。
恐れを自覚し、これまでの自分の価値観を手放して、新しい自分へと発達していく具体的な事例として面白かった。 -
-
堀江貴文という著者の本はいくらか読んでみて、テレビ全盛期のころの印象を照らし合わせてもまだまだ彼のことを知りえないし、いろんな以外さがこの本でも見つけることができて少し面白かった。
もちろん大賛成と相槌をうちたくなるような意見、例えば戸籍制度の廃止。家に入るとか家族の失態を他の家族のメンバーが責任を負うなんてのは江戸時代ではないのだからといいたい。家族や一族の絆が強いのかと思えるような制度だが、ふたを開ければそんなことはない。女性で結婚し、苗字が変わればその戸籍から追い出される。私は、外国人と結婚したので日本の姓を持つことを決めたのだが、日本人と結婚した人は夫の姓を選ばなければ結婚できない人もいて本当にかわいそう。将来もし子供ができても日本では子供は私の姓しか選べない。なんて窮屈なんだろう。
大反対といわざるおえない意見もいくつかあった。例えば、留学は無意味という発言。もちろん日本でだって外国人と付き合ったりオンラインで語学を向上させることは十分にできるでしょう。しかし、留学をして自分とまるでかかわりのない人物と文化を肌で感じることはできるのだろうか?外国人と付き合ったらその相手を通しての偏った文化しか学べないのではないだろうか?私でさえも、夫の意見をよく聞く中で他人と話していて自分が夫よりの考えに侵食されているなというのが分かるからだ。
他には、できちゃった婚をした中でそれを失敗といっていること、だから愛情は生まれなくて当然といっていることに愕然とした。人間はものではないのだから感情もある。彼の息子が大人になって実の父親にこんなことを言われているとしったらどう思うのだろう。金銭的な責任なんてのは当然であってわざわざ言うことでもなんでもない。
他にも持ち家のせいで動きが遅くなるなんてのもあるが、それはどうか?不動産は大事なインベストメントで、私自身アメリカでは7-8回も住所が変わっている。持ち家であっても賃貸であってもかわらない。むしろ、賃貸は縛りがあったりでそっちのほうがやっかいだ。
最後に、こんなに賛成反対の意見が私の中で出てきたが、私は著者の本が好きだ。なんというか意見が完結であってはっきりしている。彼の性格が如実にでているのでしょうね。外国に住んでいてたまに孤独を感じて生きているが、彼の言うところの私はまだまだやりたいこと不足なのだろう。もっともっともくもくとやっていこうと思う。 -
極端な部分も多々あるが、納得する部分もあり。
ひねくれ者の印象だが、案外可愛い部分もあるんだなと思った。 -
2020.3/1
物だけかと思いきや、人間関係に関しても記載
何を持っているかでなく、何をしたいか
捨てていけない物は、時間と好奇心
時間は命
効率、共感のために、所有でなく、共有
捨てられないのは損切りのためらい
-
彼の生き方は、実にスマートだな、と改めて思った。捨てるとか、断捨離するとかいう表現だと、強く聞こえてくるけど、いわば整理するのと同じ。生きててそういった場面には、必ず直面すると思う。ホリエモンみたいに、潔く断捨離できると、生き方も取り巻く環境もかなり変わってくるんだろうな。
-
「自分にとって本当に必要なものだけ残してあとは捨てる」。
エッセンシャル思考、断捨離などで言い尽くされている内容で新鮮味がほとんどなかった。
中身も著者が思いついたことをただひたすら書き連ねている感が強い
ただ当たり前のことだが、著者自身の捨てられない物として「時間」を挙げているのは、確かにそうだと納得した。 -
著者の自伝的要素が強い。
たまたま「時間革命」と同時期に読んだけど、著者の考え方そのもの興味があるのであれば、「捨て本」の方が良い。
「時間」「自分が自分であること」「恨みを切り捨てること」など、捨ててはいけないものの方に強く共感を覚えたのはなぜだろう?
共感できるところ、できないところはあるが、意見がはっきりしている分、著者の本との付き合い方としてはそれでよいと思っている。
強い薬(=使い方によっては毒薬)でもあるが、「疑う力」とともにオススメできる一冊。 -
やっぱりホリエモンの本は読みやすい。
捨てることで豊かになる、シンプルになる。
いつでも実現していけたらと思います。 -
ホリエモンの思想は、今回も時代の最先端を駆け抜ける。
例のごとく、極端ではある。
最後の方、受け狙いでなく真剣に
「自分のコピーが何人もいたらいい」と
強く願うところなど思わず苦笑してしまった。
しかし、星の数ほどビジネス書が刊行される現代において、これほど中だるみなく、
自分の中に新しい風を吹かせてくれる本には
なかなか出会えない。
(特に、日本人著者のビジネス書において)
立ち読みだけのつもりだったが、電子書籍で購入。
繰り返し読み、新時代をどう生きるかについて
考えようと思う。 -
時間以外は全て捨てて前に常に進んで生きていこうっていう話、この人の本の中でもかなりぶっ飛んでた
-
自分は、思い出にふけったり、ものをコレクションするのがものすごく好きなんだけど、この本を読んだだけでは捨てよう!っていう気にはならなかった。自分は本当に暇人だと思う。自分でも強く思ってる。
そういうものは捨てないけど、仕事関係はあっさりと捨てたいと思ってるのでそういう話をもっと聞きたかった。
著者プロフィール
堀江貴文の作品
