としょかんのきょうりゅう (児童書)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 364
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198653118

作品紹介・あらすじ

絵本作家、鳥の巣研究家の鈴木まもるが描く、
恐竜の絵本! 

本のなかにとびこむと、
そこは、恐竜と動物の世界だった!

ぼくは、図書館が大すき。
今日もいつものように、妹と弟と図書館へ行くと、
ろうかの奥に、壁ほどもある
大きな恐竜の本を見つけた。
『きょうりゅうもどうぶつだ』という、
その本を開いてみると、
そこはなんと、恐竜と動物のいる世界だった!
 
ぼくたちが本のなかへ入っていくと、
トリケラトプスやブラキオサウルス、
パキケファロサウルス、キリンやゾウなど、
いろいろな恐竜と動物がいて…? 

恐竜の生態がわかる図鑑のような要素もある、
ユニークなファンタジー。
迫力の絵が魅力の絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館ヘ行った三兄弟は、トイレに行こうとして廊下にあった巨大な恐竜の本の中に入ってしまいます。その本の中では、いろいろな恐竜の暮らし方が描かれています。大きさが判るように、今いる動物たち(象やキリンなど)も描かれています。どんどん進むうちにティラノサウルスと出会い、襲われそうになります。おおあわてで逃げ出し、本を閉じたところで図書館ヘ戻っていました。本も、普通の大きさになっていました。これだから、図書館は面白い?!

  • 手に取る機会があってよんだ。

    ぼくは としょかんが だいすき。
    いもうとと おとうとと いっしょに、いろんな ほんを よみに いく。
    あるひ、としょかんの かべに、おおきいほんが たてかけて あった。
    ほんの だいめいは、『きょうりゅうも どうぶつだ』。
    ぼくたちが ひょうしを ひらくと……。

    「この本、いい本だ」
    読み終えての感想。
    図書館の使い方もちらっと出てきたりするけど、なにしろ、きょうりゅう好きな子も、そうでない子も楽しめそう。
    3きょうだいと一緒に、きょうりゅうの世界へ入りこめる感じ。
    現在もいる動物も併せて描かれているので、大きさや特徴を理解しやすい。
    加えて、いろいろな説があることもさらりと紹介されているのも、ティラノサウルスの「転」の展開もいいし、最終ページのわくわくもすてき。
    最後のカバーそでの、どういうこと?な感じも。
    いいなあ!

  • ほんわかした絵本。

    幼児向けかな。

  • 図書館にあった大きな本「きょうりゅうもどうぶうだ」の中に入って恐竜のことを知る3兄弟
    最後はティラノサウルスに追いかけられたところで危機一髪で戻ってくる

  • 鈴木まもるさんが恐竜を描く。
    でも、どっちかというと旧来の爬虫類型恐竜ですね。
    マイアサウラとかティラノには毛が生えてるけど、それ以外は羽毛恐竜バージョンではない。
    カメさんやアルマジロとの対比なんかもあるから毛がない方がわかりやすいのかな。
    私も恐竜の研究については詳しくない部分も多いけど…
    ごつごつの恐竜たちです。

  • 最近きょうりゅうにはまり中のこどもに。わりとお気に入り。

  • 勉強になった!

  • 図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。図書館本の開いて、恐竜の時代に入り込む。鈴木まもるさんのやさしい色使いが素敵な絵本。

  • ぼくは図書館のろうかの奥に、壁ほどもある
    大きな恐竜の本を見つけた。『きょうりゅうもどうぶつだ』という、その本を開いてみると、そこはなんと、恐竜と動物のいる世界だった!

    ぼくたちが本のなかへ入っていくと、
    トリケラトプスやブラキオサウルス、
    パキケファロサウルス、キリンやゾウなど、
    いろいろな恐竜と動物がいて…?

    恐竜の生態がわかる図鑑のような要素もある、
    ユニークなファンタジー。」

    情報量が多く読み聞かせには向かないが、読み応えがあっておもしろい。哺乳類動物と恐竜の絵を並べて体格を見比べたり、似ている所、似ていないところをしらべてもおもしろい。

  • 恐竜と現代の動物の大きさが比較してあって面白い。
    恐竜について詳しく知りたい、バトルが見たいという男の子には少し物足りないかもしれないかもしれないが、絵本の中に入って冒険するワクワク感はある。

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著者プロフィール

1952 年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』で産経児童出版文化賞JR賞を、『あるヘラジカの物語』で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』、『せんろはつづく』、『みずとは なんじゃ?』、『としょかんのきょうりゅう』、『戦争をやめた人たち』が、鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』、『ツバメのたび』、『鳥は恐竜だった』などの著書がある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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