ロールキャベツ

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198656362

作品紹介・あらすじ

人生の脚本は、
自分で書き換えられる!


夢も趣味もない大学2年生の夏川誠をかえたのは、
ただ椅子に座るだけの遊び「チェアリング」の
仲間たちだった。

『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者が贈る
青春起業小説!

チェアリングとは?
椅子を持ち歩いて、好きな場所でくつろぐこと。

さぁ、椅子を持って出かけよう!


\\チェアリングのメンバー//

◆夏川誠
趣味なし夢なし、やりたいことも特になし。
就活しない大学二年生には思わぬ才能が!

◆王丸玲奈
ミュージシャンになってステージで
飛び跳ねたい! だけどできない事情が……。

◆上村風香 
夢は農家レストランの経営。
場所は絶対あの場所と決めている。

◆長沢智也
大学生にして投資家。
ミリオネアを目指すようになった理由とは。

◆奈良京太郎
喫茶店のオーナーを目指して修業中。
実家の病院はどうしても継ぎたくない――。

生まれ変わるなら、生きてるうちに。



プロローグ
第一章 青の世界
第二章 若草色のテーブルクロス
第三章 葡萄色の朝
第四章 鉛色の波
第五章 パイナップル色の夕空
第六章 ピンク色のTシャツ
第七章 金色の文字
第八章 ブルートパーズ色の海
エピローグ
あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 413ページ
    1600円
    5月17日〜5月20日

    5人の大学生マック、マスター、ミリオン、パン子、風香が自分の過去と向き合い、未来に向かって突き進んでいく様が、キラキラと輝いて見えた。最後の最後に、ミリオンの行動の謎が解けて、マックの将来もトントン拍子に決まったところが、現実はこうはいかないよな、と感じた。

  • 大学生の就職に向けての青春小説。少し恋もありで展開が早く読みやすい。チェアリングはやってみたい。続編が楽しみだ。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50334766

  • 優しいが溢れてる。
    大事にしたい言葉たちが、たくさんありました。
    アタシも、チェアリングしてみたいなぁ。

  • ほっこりを求めている時は、森沢さんで間違いないですね。
    5人の大学生がそれぞれ過去や悩みを抱えながら、みんなでわちゃわちゃと乗り越えていく青春ストーリー

    いまのわたしは、過去から見たらいちばん人生経験豊富で、未来から見たらいちばん若々しい
    いまのわたしは人生でいちばん最強
    いくつになっても、そう言える千鶴ばぁ大好き。

    続編楽しみにしてます

  • 本当に小説っていいもんですね。自身のこうあれば、こうありたい、こうしたい、といったことを叶えてもらえる。面白かった。元気、やる気がでました。

  • 〈『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』の著者が贈る
    青春起業小説!〉
    森沢明夫さんのどこまでも優しいお話し
    登場する四人はいろいろなものを抱えて乗り越えていく

    でも、ちょっとうまくいきすぎているような……
    そこがいいんだけど
    うーん だけど、ね
    深く入り込めなかった自分がちょっとカナシイ
    老化だなあ

    ≪ 包み込む このやさしさを ロールキャベツ ≫

  • まさに青春。ただ青いだけでなく、それぞれの苦悩に立ち向かう姿が描かれており、甘酸っぱさがちょうど良い。チェアリングという言葉も初めて知れた。青春真っ只中の方、青春を忘れかけた大人にもお勧めな一冊。

  • 大学3年生の誠はある日同じ大学に通うパン子と風花に出会う。
    彼女たちと誠のシェアハウスの同居人2人と共にチェアリングをするサークルを作ることに……

    青春ビームを浴びた。
    心がけ洗われるような読後感。

  • 自分の人生の脚本は、自分で書き換える
    逆境の時が生まれかわれる時
    所々にハッとする言葉が出てくる。チェアリングで知り合った5人の大学生の成長物語。出来過ぎ感は多少あるけど、前向きな気持ちになれるストーリーでした。
    面白かったです。

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著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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