- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198914028
感想・レビュー・書評
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宦官がでてくる作品を読んで、知りたくなり購入。
中国の歴史に詳しくない為、
難しいところもあったが、
基本的にわかりやすく理解できると思う。
中国の歴史にさらに興味を持った。
中国の歴史に詳しくなったら、再読したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり人間の体にヘタに手え加えない方がいいんだな…
そりゃそうなんだけども… -
文字通り、中国で発達した宦官という独自の異能集団について正面から分析した一冊。
当然、中国史が4千年もあるのでその中で全ての宦官についてふれているわけではないが、これまで知る機会がなかったので非常に勉強になった。 -
中国王朝の歴史において、欠かせない存在であった宦官について、王朝毎の役割や権勢の変化について細かく説明している。「宦官禍」が一番ひどかったのは唐と明で、結構ガバナンスが効いていたのが清という説明である。家族と切り離された側近衆である宦官が、皇帝に取り入り、好き放題に国を動かすようになるまでの心理的メカニズムはとても迫力がある。
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p198
宦官の権勢が世を多い、当代に並ぶものなしという状況のもとでは、数多の官僚が宦官の力にすがりつき、とりいる。まさに後漢の『中論』「交遣」篇(徐干)に描かれているように、そのような宦官たちは「まるで(妻が)夫を想うような、あるいは妾が情夫に対するような態度」で宦官に接したため、彼らは「売女!」と罵倒された。
おそらく徐干→徐幹 -
宦官の事について書かれている本。
資料の量の関係もあり、唐、明、清時代の事が多く書かれていていますが、宦官の事について分かりやすく書かれていると思います。
個人的には参考文献をまとめて記載したページがあれば良いと思いました。 -
001.初、並、カバスレ、帯なし。
H.21.7/17.松阪BF -
歴史は古く、中国だけでなく、他国にも古くから存在していました。位も国によって全く異なります。日常生活や行動パターン等々細かく記載されています。中国史を理解するには必須ですね。面白い。