竜門の衛 (徳間文庫 う 9-1)

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198914790

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  • 第一弾(本来は完結?)
    吉宗・家重の系統を排除しようと暗躍
    老中と京の公家
    大岡越前の元同心三田村親子の活躍
    作者お得意の設定
    天一坊事件の真相と一家の娘由の秘密(吉宗の孫)
    そして桜町天皇と幕府の橋渡し?

  • 朝廷と幕府の水面下の駆け引きが描かれる作品です
    同心であった三田村が奉行に見込まれて陪臣に身を
    落としてまでも家重を廃嫡に落とす陰謀を阻止する
    少し設定で遊びすぎたかもしれませんが取り上げた
    題材を生かした作品です!

  • 元八郎、強し。軽快な展開。

  • 読みやすい本でした。

    もともとあまり時代物とか好んで読まないんだけど、スルスル読めました。

    江戸時代も、勿論天皇は居たんだなぁと。
    こういう関係だったんだなぁと、初めて思えたことも多い。

    でも、実際には、あたしも歯科医だけど、よくこんなに時代物の小説を大量に書く時間と、そのために資料を読む時間とあるなぁとびっくりする。
    よく、お医者さんで作家って言うのは聞くけど、医療関係の話だったりするでしょ?
    そう考えると、全く別のジャンルの話を書けるなんて凄いなぁと思うわけです。

    続き物だから、また、今度読んでみよう

  • 07年5刷本

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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