- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198920166
作品紹介・あらすじ
女を辱めながら嬲り殺すことに快感を覚える犯人の暴走は止まらない。一方、心理捜査官・爽子は、捜査本部の中で孤立を深めていた。存在自体を異端視される中、彼女は徐々に猟奇殺人の核心に迫る。息をもつかせぬ展開、そして迎える驚愕の結末。
感想・レビュー・書評
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やっとシリアルキラーが判明する。どうやって追い詰めていくのかと楽しみにしていたが急に乙女心出しちゃったりと読んでられない展開。一人で潜伏先にいっちゃうしなんだこれの終わり方でとても残念。
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心理捜査官 吉村爽子と藤島は、犯人に迫れるのか。
警察官として、組織内の孤立が深まる中、犯人の牙が近づく。
二転三転のノンストップミステリー、下巻です。
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犯人が登場するのが下巻半ばであることからも本作が犯人側に心象を掘り下げることに重心を置いていないことがわかる。したがって、当然のクライマックスである犯人逮捕の瞬間の描写も至極あっさりとしたものであり、溜飲が下がるようなハッピーエンドもない。どこまでもリアルに警察組織の日常をネチネチ描いた作品は、逆に著者の執念とも言える作品に昇華したと言える。佳作
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06月-16。3.0点。
犯人の姿が見えず、つづく事件。捜査本部は停滞し、心理捜査官の主人公は捜査パートナーと共に孤立していく。。
主人公の暴走が行き過ぎの感じが強かった。ま、しっかりとしたストーリーだとは思う。 -
いろんな要素てんこ盛りでまるで「デビュー作」のようやなあと思ったが、あとがき読んだらホントにデビュー作だった。
交戦規則とかKEEPOUTとか六機の特殊とか先に読んでたから勘違いしてた。
とりあえずこれからKEEPOUT再読しよう。