井沢式「日本史入門」講座2 万世一系/日本建国の秘密の巻 (徳間文庫 い 17-13)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198930622

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • 泉涌寺こんどいこう。。
    あとはだいたい知ってる話だったなぁ。

  • 天皇家のルーツを探ろうとする1冊、この巻で刺激を受けたのが、天皇の名前、謚号です。

    この謚号があたかも現役時代の名前のように錯覚していましたが、基本的にお亡くなりになられてから学者たちが集まり、ふさわしき名前を付けたということでした。そしてその名前に込められたメッセージがあるということでした。

    それを研究したのが森鴎外であり、その研究の中で、驚いたんですが、天智天皇と天武天皇の関係について、蘇我氏を倒した天智天皇は、ある意味英雄のように思ってしまいましたが、その謚号に託された意味はあまりに悪く、また、天武天皇との関係においては、中国の殷から周への王朝交代のような意味合いがこもっていたということには驚きました。

    謚号から日本史を考え直してみるという視座を与えてくれた上で非常に刺激的な1冊でした。

  • 本作の肝は天皇の由来かと。諡号への考察がよかった。森鴎外の考察は読んでみたいが漢文とは・・。日本語訳ないのですかねぇ。

  • 2009/11/12 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2013/9/25〜10/4

    井沢式第二弾。
    日本人のルーツ、天皇家のルーツを考察。この辺りは以前から言われていることで目新しさにかける感じであったが、天智、天武、壬申の乱と朝鮮半島情勢に関する考察は素晴らしい。逆説シリーズでも同様の考察はあったのかな?忘れてしまった。

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著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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