SFGp 特殊作戦群 導火線 (徳間文庫)

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  • 徳間書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198934682

感想・レビュー・書評

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  • 陸上自衛隊特殊作戦群を主題とした、革命テロリストと元所属員との戦闘物語。

    実在するが秘密の多い特殊部隊を描いた内容で仮想の蓬東島を舞台に繰り広げられる。

  • 本作品のテーマは、日本国の安全保障である。このテーマは、福井敏晴氏を始めとして平和憲法の体制のもとの安全保障の観点で多く作品があるが、日米安全保障の枠を否定して日本国の真の独立と真っ向きって物語を紡いだ点で出色である。しかし、個人的な印象としてこのテーマに対してストーリー構成がプアで共感は出来なかったのは現実の安全保障のあり方から小説で建てたストーリーが突拍子もなく、共感出来なかったに他ならない。2015年現在のリアル世界の進行も影響しているのかもしれない。

  • かつて「核の柩」という作品を読んだことがある。
    沖縄近海で海洋調査船が引き上げた物体。それは、日本に突き付けられた新たなる脅威となった。

    陸上自衛隊・特殊作戦群の元班員たちに下された極秘の任務命令は、その脅威から首都東京を守ることだった。

    スケールの大きな物語だが、コンパクトにまとまっている。

  • なかなか面白い作品でしたね。
    ストーリーも深みがあり、たまたま読んだ作品でしたが、結構夢中になりました。
    残念なのは終わり方です。
    後日談みたいな物が少しでもあれば良かったのですが、物語の途中で急に切られた感じを受けました。

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著者プロフィール

1965年、福島県生まれ。福島大学経済学部卒業後、地元の銀行に勤務。’89年退行後、文筆活動に入る。92年、『エノラゲイ撃墜指令』(新潮社)が日本推理サスペンス大賞佳作となる。著作に、『摘出』『非常線』『核の柩』『刑事魂』(以上、講談社。『刑事魂』は文庫化にあたり、『警官魂』に改題)『導火線』『警視庁特捜官魔弾』(徳間書店)がある。

「2019年 『ワンショット ワンキル 警視庁特捜官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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