沈黙の森 ((徳間文庫))

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198934903

感想・レビュー・書評

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  • 多分、期待値が高かったのでいまいちドキドキ感がない気はします。
    馳星周といえばどぎついバイオレンスっていうイメージで、触ると切れそうなトゲトゲしさがあった気がするのですが、今回はそれがいまいちな気がします。

  • 最高!

  • 2013.1.20
    かつて歌舞伎町で五人殺しの健と呼ばれた男。
    現在は過去に付き合った女の影響でヤクザから足を洗い軽井沢で別荘の管理人をしていた。
    そこに暴力団の金を持ち逃げした男が潜伏。
    次々と訪れる五億円を狙う男たち。
    健の元にも協力を求める輩が訪れる。

    馳星周さんの話ってほんまにとことんで、容赦無いところが面白い。
    人殺しは何年経っても人殺し、変わりないっていう。

    この人の本読んでから他の人の暴力団の話とか読むと
    ここで生かしておくんかい!とか思ってしまうよね。

  • ハードボイルドでもなんでもない。
    主人公はただの殺人鬼でした

  • 今回はエロなし。バイオレンスだけ。

  • 軽井沢で管理人をして静かに暮らす伝説の極道。そこへカネ絡みの揉め事がやってきて否応なしに巻き込まれ……中身に触れずに感想を言うのは難しい(笑)読み終えて面白かったかな。満足です。最後にある解説の馳星周に関するテキストが言い得て妙で未読のものも読みたくなるいい解説だった。

  • 20年間沈黙を守り、しがない別荘の管理人として日々を過ごす主人公田口のもとにきな臭い話と昔の仲間たちが突如集い、元殺し屋としての血が呼び覚まされる。必然か偶然か。20年の時を経て得られた結末やいかに・・。馳ノワール文学やっぱいいね。一気読みかつスッキリ感がなんともいえない~

  • 男50歳。20代の頃は命知らずのヤクザだった。中国人との激戦を繰広げ半ば伝説に。
    現在は長野の別荘の管理人としてひっそりと生活している。一人の若いやくざが組のお金を持ち逃げし、長野の別荘へ隠れたことをきっかけに、やくざたちの争いへ巻き込まれる。最初は巻き込まれる事を拒んでいたが、ある事件をきっかけに争いの渦中へ。そして殺し合いが始まる。

  • 「龍が如く」と「24」を足して2で割ったような作品、サバイバルができる元ヤクザって設定が面白かった。

  • 一気読み。珍しく無敵の主人公。っぽくないのが、逆に新鮮。でも、やっぱり、っぽいのが読みたくなる。

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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