北緯四三度からの死の予告【徳間文庫】 (徳間文庫 に 1-115 十津川警部シリーズ)
- 徳間書店 (2012年3月2日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198935177
感想・レビュー・書評
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2022/09/04 115読了
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◎謎の手紙の先には事件が隠れていた!
「青柳みゆきが殺される」という謎の手紙がKという男から届くが、五通目にはK=北川が殺されたと書かれてあり、十津川は青柳みゆきを探す。意外と簡単に見つかったものの、本当に殺されてしまう。
手紙の消印や取材先、デスクに残されていた電話番号から札幌にヒントがあると考え、彼女が取材した寿司屋に行くとつぶれていて、店主夫婦も殺された。
となると、その店で何かあったに違いないとにらんだ十津川は青柳の関係者をあたり、手紙を見つける。
そこに書かれてあったビルにを調べると何かきな臭い・・・おかしいと踏んだ十津川はもっと突っ込んで新たな事件をつかみ解決へと導く。
雲をつかむような事件で、最初はなんだかはっきりしない展開だったが、みゆきの友人が手紙を警察に渡していたことが分かったあたりが潮目が変わったポイントだろう。一つひとつ疑問点を解決していくスタイルで、手がかりをみつけることができた。
最後は十津川の作戦勝ち。最初から名前を伏せておくことも計画のうちだったのは驚き!
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