ぶたぶた【徳間文庫】 (徳間文庫 や 36-1)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 118
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198935238

感想・レビュー・書評

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  • ぶたぶたシリーズの存在を知ったのは、時間つぶしの為の本を探していた時でした。
    ぶたぶたさんの見た目だけじゃなく内面にも癒されます。

  • 可愛らしい豚のぬいぐるみ中年男性らしきぶたぶたさんが
    色んな人助けをする。なんとも想像絶する発想なのに、
    それが、かえって楽しくってほっこり。

    静かな喫茶店で、スマホ片手にクスクスと笑えこれも。。
    超~恥ずかしい読書タイムでした♪

    このシリーズも次を読みたい。

  • コミック版(http://booklog.jp/item/1/4872876202)から入ったので、
    逆にその原作再現度に驚いてしまいました。見事に原作の味を再現していたなぁ、と。

    一作目にして、ぶたぶたさんという不思議な存在に、一番深く突っ込んでいる感じのする本作。ほのぼのするだけでなく、哀愁のようなものも感じます。人ならざる身の悲しさよ。
    でもやはり、ぶたぶたさんに出会った人々はほんの少し幸せになる話。

  • ぶたぶたさん。まさかのぬいぐるみなんだけど、動物ではなくぬいぐるみってところがいいです。
    出会った人達がみなびっくりしながらもその可愛らしさに心を奪われます。見た目だけではない人柄?に惹かれたり助けられたり、心がほっこりします。

  • お友達が楽しかったから!と、貸してくれた本。

    ぶたぶたという人間の話かと思えばまさかの!(笑)

    ぶたぶたは、ぬいぐるみだけど、れっきとした人間で、その人間と関わった本物の人間たちは、ぶたぶたと関わることで戸惑いながらも明るい未来を取り戻していく。
    ハートウォーミングって、このことをいうのだと思う。

    いま、私もぶたぶたに会いたい!

  • ぶたぶたシリーズの第一弾

    ぶたぶたの素性が明らかになるのか?とワクワクしながら
    読んだ。
    結局素性は明らかにならないんだけど、
    ぶたぶたさんの若かりし頃を垣間見れてたのしかった。
    相変わらずのかわいさ。

    2012-12

  • ある時はベテランのベビーシッター、ある時はフランス料理のシェフ、ある時は普通のサラリーマン、またある時はタクシーの運転手。ホームレスのような生活をしたり記憶喪失になったり。そんな彼の正体は愛らしい豚のぬいぐるみ。ただし中身は妻も子もある中年男性!? あまりの設定にぶっ飛び一読してはまり込む。愛らしさと有能さに驚愕しつつ笑いながら心が穏やかに。ラストの一編は必読。お気に入りはハードボイルドを目指す探偵が愛らしさに翻弄されまくる『追う者、追われる者』。

  • 無印ぶたぶたこと,『ぶたぶた』.
    ぶたぶたのことを知った時には,この本は既に絶版していてとてもがっかりだったので,復活したと聞いてすぐさま本屋へ★
    元祖ぶたぶたはこんな感じだったのですね.
    最近のものからさかのぼって読んでる私にはとても不思議な感覚.
    でもすごくよかった.
    『追うもの,追われるもの』と『殺やれ屋』,あとはやっぱり最後の『桜色をさがしに』がお気に入りのエピソード.
    『ぶたぶた』はただの小説では言い切れないなと改めて思いました.

  • 【収録作品】初恋/最高の贈りもの/しらふの客/ストレンジ ガーデン/銀色のプール/追う者、追われるもの/殺られ屋/ただいま/桜色を探しに

    *読みたかった「ぶたぶた」シリーズの第一作。とても嬉しい。この春から大学生になる長男、高校生になる次男、小6になる長女と4人でこのシリーズにはまっている。いろいろと難しい年頃の子どもたちだけれど、このシリーズを共有できるなら大丈夫なんじゃないかと思っている。

  • ぶたぶたさんのデビュー作ですね。やっぱり色んなぶたぶたさんが見れたんですが、後期作品より個性的な感じがしましたね。「ただいま」の自分がなぜぬいぐるになのか?というくだりは読者の私達も知りたい!と思う部分で新鮮でした。

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著者プロフィール

一九六四年、埼玉県生まれ。八五年、矢崎麗夜名義で星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞し、八九年『ありのままなら純情ボーイ』で作家デビュー。主な著書に「ぶたぶた」シリーズ、「食堂つばめ」シリーズ、「NNNからの使者」シリーズ、『あなたのための時空のはざま』など。

「2022年 『おいしい旅 想い出編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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