竜宮ホテル (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198936952

感想・レビュー・書評

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  • 村山早紀さんではお馴染みの海辺の街「風早」が舞台。
    猫耳の少女、ひなぎくがとっても可愛くて癒されます‪(*´꒳​`*)
    引き続き、続編も読み進めていきたいと思います❁⃘*.゚

  • 2017.10.3読了

  • 【あらすじ】
    水守響呼は、妖怪や幽霊の姿を見ることが出来る不思議な力の持主だ。 その日、住み慣れたアパートは崩壊して失い、「竜宮ホテル」へと移り住むこととなる。執筆一筋で人と関わる事もなく、その目に見える世界をも否定しながら生きてき た響呼であったが「竜宮ホテル」での生活で人やそうでない者たちと自然と触れ合い、少しずつ変わっていく。 書下し新作「旅の猫 風の翼」を収録。

    【感想】

  • ほっこりと優しい気持ちになれるお話が多かった。登場人物が皆,優しい人たちだからかもしれない。

  • 友達にお勧めして貰った1冊。
    初めはファンタジー要素が強く、なかなか入り込めなかったのが、登場人物の描写が濃くなっていくごとにのめり込むように。
    とっても優しくて心温まるストーリーで本当に良かった。
    特に、主人公とクラスメイトだったという女の子のくだりが大好き。
    その子の変化も、動物に対する優しさも素敵だった。

  • 児童書を読んでいた頃からずっと好きな作家さんなので手に取りました。
    主人公響呼が母の不在や己の有り様への諦めから鬱々と貝殻に閉じこもっているところから、竜宮ホテルでひなぎくや寅彦と過ごすうちにどんどん穏やかに明るくなっていくのがわかって、気持ちの良い読後感でした。
    大きな盛り上がりがある訳でなく、小さなエピソードがポツポツと起こるだけですが、ちょっと落ち込んだ時や、ゆったりしたい気分の時に温かい気持ちにしてくれる作品でした。

  • 天涯孤独に近い主人公は作家で夢あふれる話を日々書いている。そんな折、家が崩壊したきっかけで、不思議なホテルに住むことに。出てくる人みないいひとで、こんなところに住めたらささくれてた心も癒されそうで、羨ましくおもいました。

  • ちょっと不思議な物語で
    特徴的な人々が多く登場し
    ホラー系なホテルの話しではなく
    ほっこりするような本でした。

    そして村山さんの本を
    まとめて読んでいると
    物語に猫がよく登場するのですが
    この本も猫がいい感じを出してます。

    幸福と不幸ってとても近いもの
    という言葉に考えさせられました。

    幸福も視点が変われば不幸になるし
    不幸と思える事が結果幸福になる
    起こった出来事に対して、プラス思考に
    考えていこうと感じたね。

  • ゆったりなお話に癒されて良い時間が過ごせました。
    嫌なことがたくさんあると思いがちなのは、幸せに気が付いていない、見逃しているからかもしれない。プラス思考で周りが見れると素敵だな。

  • クラシックホテルの描写がすばらしかった。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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