ペルソナの告発: 警察庁α特務班 (徳間文庫 り 7-19)

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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939434

作品紹介・あらすじ

十四年前、日本中を騒がせた「ペルソナ」と呼ばれる強姦殺人犯。「ペルソナ」は被害女性の元に一輪のバラを残してゆく。その「ペルソナ」の手口にそっくりの連続強姦殺人事件が再び起こり始めた。ストーカー、レイプ、幼児性愛、高齢者や幼い子供への虐待など、激しさを増す性犯罪や虐待事件を追う特別捜査班が事件を追う。「警察庁AVS特捜班」の7人の活躍を描く第二弾。二カ月連続書下し刊行。

感想・レビュー・書評

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  • 09月-06。3.0点。
    警察庁α特務班、第二弾。前作からの続き。拉致された連続レイプは、山口。拉致した犯人は、15年前のレイプ犯「ペルソナ」なのか。。。

    読みやすく面白かった。次作も期待。

  • 解決編。
    共謀は読めていたけど、読後感はすっきりしない。
    チームへの希望が大きすぎて現実味がない。
    って、それがエンターテイメントか。

  • 前作「七人の天使」の続編である。ただし、前作の最終部分で何者かに拉致された連続レイプ犯の山口が誰に捕まったかという謎解きが、前作から見え隠れする16年前の連続レイプ殺人犯「ペルソナ」と結びつき物語が大きくうねり出す。本作の中で通奏低音のように出てくるサイコパスの行動様式、思考のパターンなど「羊たちの沈黙」を強く想起させる。「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士の究極の狂気の裏側にある天才が精緻に考えた殺人がサイコパスの中でも「オロチ」と呼ばれん究極のサイコパスの典型な犯罪ということが本書により明らかになり、その犯罪の精緻性から表面化しない可能性があることに寒気を覚える。スリラー的要素を加えた警察小説の新境地である。

  • 井上友美という美人鑑識官が出てくるんですが、全く同姓同名の井上友美が私の友達におり、とてもとてもこんなことってあるんだ!びっくりしました。

    が、しかし。どうやらこれは続きものらしく、あとがきに先に7人の天使をお読みくださいと。あるではないか。

    話が繋がってる上に、続きものらしかった。

    毎回思うけど、頼むからそういうのは上下や、1、2巻にしてほしいよね。本当。本当に。本当に。

    なんで、内容戻って続きを読まなならんのか。と憤りを覚えます。

  • お名前は知っていたけれど初読み作家さん
    シリアスな内容をまとめ上げていて読みごたえがあった
    女性主人公刑事ものの中で救いのある終わり方だったと感じる

  • 最初は話がよく分からない所があり、それは前作の「七人の天使」を読んでいないからかも知れないが、劇画チックな軽い読み物かなと思っていたが、どんどん引き込まれていった。
    サイコパスを題材にしているので難しい部分もあるが作者の熱意がしっかり伝わってきた大作でした。

  • ネットで、レイプ事件の犯人を自白させる動画が、配信される。
    しかし、14年前に連続強姦殺人犯の「ペルソナ」は、逮捕されていないのである。
    動物好きでも無いのに、猫を可愛がり、鳥も好きでないのに、鳩を、飼っているのは、、、、

    少し、くどい様な犯人の推理で、墓ほどには、犯人が分かってしまう。

    やはり、六道慧氏は、時代劇の小説の方が、私は好きである。

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著者プロフィール

東京都両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説、警察小説を発表する。著書多数。

「2023年 『公儀鬼役御膳帳 連理の枝 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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