ラプラスの鬼: 警察庁α特務班 (徳間文庫 り 7-22)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198941284

作品紹介・あらすじ

「ギフト」と書かれた段ボール箱が発見された。中には体液のついた毛布。そして子供の小さな赤いスカートが入っている――。ASV特務班。通称「α特務班」はDVや虐待等の犯罪に特化し、所轄を渡り歩きながらそのスキルを伝える特任捜査チームである。夏目凜子を要として、スレンダー女刑事、元マル暴のベテラン刑事ら個性的な面々が姦悪な犯人を追う!

感想・レビュー・書評

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  • 09月-14。3.5点。
    α特務班第五弾。前作からの続編の完結編。酒井の孫は、生きているのか。真犯人を追うα特務班。模倣犯に対し、真犯人が動き出す。。

    犯人の用意周到さ、追い詰め方が面白かった。

  • このシリーズのなかでは一番楽しめた気がする。
    読後感のせい?
    映像化も出来そう。
    サクラのモチーフとか、犯人の名前とか、ネットの神隠しの件とか。
    願いや祈りがこめられた、ヒトの思いが伝わる。

  • 本書がシリーズ5作目。シリーズの原点とも言える幼女誘拐がテーマ。特務班のお父さんこと酒井刑事の娘さんが誘拐されたままになっている3年前の事件の犯人が動きだした。捜査を嘲笑うように犯人は捜査の先手先手を走りシッポが掴ませない。内部の捜査情報がもしかしたら犯人に漏れているかもしれないという疑心暗鬼もあり、特務班と所轄の間に見えない壁を生む。犯人の目星はつけども迫れないあせりの中、一人の幼女が誘拐される。息詰まるラストは読み物としても面白い、

  • 読み物として気楽に面白く読める。特務班の面々は全員心に傷を持っている。そのせいか、心配りが細やか。静かだが犯罪を無くしたいという情熱は強い。

  • ラプラスの鬼、悪魔。
    果たして、その正体は?
    二転三転する真犯人の姿、誰がウソをついているのか?
    白い嘘とは?

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著者プロフィール

東京都両国生まれ。ファンタジーノベル、伝奇小説の分野で活躍後、時代小説、警察小説を発表する。著書多数。

「2023年 『公儀鬼役御膳帳 連理の枝 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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