- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199002731
感想・レビュー・書評
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これ音から入ったというか、声が三木さん×じゅんじゅんってことで(笑)
一応音を聞く前には読んだんだけど、いや~脳内でしゃべるしゃべるあの声で!
大変楽しかった!
あと内容もBL的な面白さももちろんだけど、ストーリー的にも面白かったなあ
ラストにどうもっていくんだろうと…。
ドラマCDは裸で食べさせあいっこするところがカットされててとってもとっても残念でしたー!と、小説貸してくれたこでまりさんが申しておりました(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新人俳優の音彦に、大手映画会社から出演依頼が。
相手役は天才俳優と名高い飛滝。
そして出演条件は飛滝と同居する事であると。
役柄で兄弟のために2人で兄弟として暮らせと。
そして音彦の前に現れた飛滝はいきなり「兄」として甘やかしてくるが…。
途中まで「兄」になりきりどれが本当の飛滝なのかが全く分からなくて戸惑う音彦にドギマギしちゃいました。
作品名通り「顔のない」飛滝に翻弄される音彦。
でも途中から垣間見せる飛滝の素顔に音彦も心が決まりそこからは音彦の男前な行動がカッコよかった!
飛滝を自分だけのものとして扱う監督の桐生には音彦にした事とか腹が立って仕方なかったけど飛滝がちゃんとわかってくれていたのでホッとしました。
あとがきにもありますが人は誰しも色々な顔があるのは本当な訳で。
「面白い」の意味が中にある様にそういう事から来てるのかと知り納得しました。
先生の「紙の白さが…」
はい、「面白しろく」なりました!
では次巻「見知らぬ男」へ行きます!
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よかっっ…た…。どんな役にもなれる天才×売れない新人俳優。そんなふたりが役作りのために同居する話。役になりきって接するために攻めである飛滝の感情が見えづらいのがいい。
それってほんと?それとも演技?ってはらはらしながら読んじゃった。受けである音彦は衒いがなくてわかりやすく、共感しやすい人間で好感が持てる。それに彼が飛滝を好きになるのも納得。あんなに甘々にされたらね…そりゃあね…。
飛滝のほうはいつ音彦を好きになったのか?って明確にココ!って描写はないんだけど、やっぱり徐々に落ちていったんじゃないかなって考えてます。
思ったことが素直に顔に出て演技があんまりうまくなくて意外と甘え上手な音彦に、なんでもできそうだけどこれまた意外と恋愛下手な飛滝が知らぬ間に落ちちゃったのかなって考えるとにっこりする。
それにしても演技中とはいえ近親相姦してるの、近親BLが好きな自分にとってはサイコーってしか言いようがなかった。なんとなく演技中のふたりの性格って、ナイトヘッドの直人と直也を彷彿とさせる。実際の音彦は感情表現豊かでおしゃべりだし、飛滝はもっとぼんやりとした不思議ちゃんみたいな男なんだけどね。そういうギャップもよかった。 -
★3.0。シリーズ1。ふわふわと謎めいた話で、結末が気になって面白く読めました。しかし話の八割が演技中の攻、あまりにも掴み所なさすぎて、萌えは不完全燃焼かな。あの役者状態でいつ・なぜ受に惚れたのか、どこからどこまで素か、それは本心だと信じて良いのか、不安感が拭えぬまま終わってしまった。もっと素の状態での二人の絡みを見たかったけど、続刊で見れるのかな。風呂場でシャンプーしながらぶっかける攻には萌えつつ笑った(笑)
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再読。大好きなシリーズ。続きでないかな。ずっと待ってます。
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前半は展開が読めなくてワクワクしながら読んでたけど、飛滝さんの気持ちが分かりにくかったせいか…後半からラストまで、音彦が開き直るたびに何度もバッドエンドを勘ぐってしまって、なんだかハラハラしながら読んでしまった。
音彦くんの謎の自信と勢いはなんだか見ていて心配になってしまう。最後に飛滝さん視点の短い話とか見てみたかった。
二人の今後が想像できないけど、どうなるんだろうなあ。