高校教師、なんですが。 (キャラ文庫)

著者 : 菅野彰

• 徳間書店 (2006年3月25日発売)

作品紹介・あらすじ

俺は女とだって、こんなに濃く深くつき合ったことないのに-。端正な美貌とはいえ精悍な男に、毎晩抱かれて眠る平凡な高校教師の良明。ある晩、バーで出会った年下の男・愛一郎に一目惚れされ、一夜を共にした挙げ句、今や半同棲状態なのだ。強引だけど無邪気な愛一郎の求愛に、嫌とは言えない性格の良明。気づけば名前しか知らないまま、非凡で溺愛される日々を送るハメに。

感想・レビュー・書評

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月17日]

　すごい。スケールが違い過ぎて、びっくりだ（爆）
　人を殺すとか、殺さないとか……

　ありえない（爆）

　良明が穏やかな時間を過ごせることを祈るよ（死）

[hanahana7さんの感想 · 2010年10月10日]

大好きです。まじ大好き。
最初をはふつうの年下攻め高校教師ものだと思っていたのですが違いました。ふつうじゃなかった。っていうか最初はそのつもりで書いていたのではないでしょうか。途中から吹っ飛ぶけど。
しかしその吹っ飛びっぷりが素晴らしい。B級映画のような、と言ったらいいのでしょうか、良い意味のチープさ、といいますか、チープな展開といいますか、奇想天外といいますか、現代日本なんだけど現代日本じゃなくね？　感といいますか、だけどファンタジーじゃないよね、現代だよね、感といいますか。
とりあえず大好きです。彼ら彼女らの続きが見たいです。ロシアマフィアと戦う彼らが見たいです。

[なゆたさんの感想 · 2007年3月15日]

色んなありえないことが詰ってましたがそれでも一気に読んじゃいましたよ。この人たちのその後がすごい気になる

[金谷さんの感想 · 2006年7月14日]

高校教師な辺りがあまり描写ないんだけども。流されっぷりもここまでくると天晴れ。愛一郎たしかに重い。うざい。引きまくるわ。小樽への展開が飛躍しすぎていっそ面白い。色んなしがらみを無視してますね･･･。細かいところはつっこむまい。

[櫻井サクラさんの感想 · 2006年5月4日]

●あらすじ●

俺は女とだって、こんなに濃く深くつき合ったことないのに……。端正な美貌とはいえ精悍な男に、毎晩抱かれて眠る平凡な高校教師の良明。ある晩、バーで出会った年下の男・愛一郎に一目惚れされ、一夜を共にした挙げ句、今や半同棲状態なのだ。
強引だけど無邪気な愛一郎の求愛に、嫌とは言えない性格の良明。気づけば名前しか知らないまま、非凡で溺愛される日々を送るハメに!? </br><a href="http://blsenka.seesaa.net/article/15814824.html" >感想を読む</A>

[香月亞希さんの感想 · 2006年4月25日]

菅野さんの作品らしいストーリーの核はとても素敵なのだけれど、いかんせんラストに向かっての流れが……。そう持っていかなくても、と思ってしまいました。
もうちょっと落ち着いた流れが良かったなぁと。
主人公が高校教師なんですが、教師らしいシーンが殆どなく(苦笑)タイトルは雑誌掲載時の『NO!』のままでよかったのでは、と思いました。

[椿さんの感想 · 2006年4月18日]

強引で愛を求める高校生×優柔不断も甚だしい高校教師。力を抜いて楽しめる。

著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天！』シリーズ（徳間書店）、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ（ともに新書館）等、『硬い爪、切り裂く指に明日』（河出書房新社）。『シェイクスピア警察　マクベスは世界の王になれるか』（集英社）等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」