- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199005565
作品紹介・あらすじ
失踪したリキは、特権階級が住むエリアにいるらしい!?居場所を突き止めたガイは、リキのパトロンがイアソンと知って驚愕!!けれど、イアソンに「これはわたしのペットだ」と所有権を見せつけるように、目の前でリキを嬲られてしまう。嫉妬に眩むガイは、リキを拉致し、イアソンとの全面対決に挑むが…!?主人とペット-その歪んだ絆で繋がれた究極の執着愛、ついに感動と衝撃の最終巻。
感想・レビュー・書評
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ついに完結。結末は知っていたもののやはり感慨深い。
挿絵も前のシリーズよりもリキが大人で好きなので、この際全巻買い替えました。
JUNE小説の殿堂。ラストキスが切ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついに最終巻を読むことができる…
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これが、最期のディープキスだー…。
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このBLがすごい!と勝手にパロディ本を作りたくなるほどの面白さでした。
設定やセリフに年代を感じさせますが、ストーリーは古いなんて言えないほどの面白さです。
ご都合主義で最近のBLにありがちなハッピーエンドではなく、タイトル通りの終わり方です。
もしあの時、こうなっていれば…!と暫く考えてしまうほど切ない終わり方ですが、これ以外に無いのかなと思いました。
あまりにも好きすぎて、OVAも買ってしまったのですが、塩沢ミンクも大川ミンクもセクシーでイメージ通りです。本の長さが気になる方はOVAからはじめてもいいかもしれません。新しいものは未完ですが、元のものは完結しています。多少のストーリー変更はありますが、大筋は同じです。
BL小説ってこんなに面白いんだ…!と気付く作品でした。 -
面白かった。楔としてはあのエンディングが一番の着地点なんだろうけど、けど!悲しい……。そして、もう少しこの世界観に浸っていたかったと思った。
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「イアソンとリキは、噛み合わない純愛が軋んで悲鳴を上げる、周囲を巻き込んでの大クライシス的恋愛(…しかも、ご本人さま方は、まったく、その自覚が欠けているという…)」『間の楔―異聞ミッドナイト・イリュージョン』作者あとがきより
この話はとにかく舞台設定≒各人の立場≒各人の矜持や思考や行動理念を理解することが重要。難しかった。切なかった。なんか理不尽なんやけど、なにが理不尽やったんやろ…なんかもうどうしようもない(>_<)一回読んだだけじゃわからない。