仁義なき課外授業 (キャラ文庫 な 1-1)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 151
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199005596

感想・レビュー・書評

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  • 廃業寸前の組のヤクザの若頭×定時制の高校の臨時講師。

  • 弟を批判するあとで教え子に手を出すお前はなんなんだ…と思ってしまいました。
    教師と生徒でするのなら、それなりに引っかかるものが欲しかったです。
    それと弟の恋愛が順風満帆で平和で仕方がなかった。もっと梃が入ったのがよかったです。

  • ★2.5。斑目×坂下のパラレルみたいな中原さんテンプレの下ネタオヤジで、どの台詞も仕草も別作品で見たな…と思ってしまい話に乗りきれず。受の流され方や頑固さはあまり好きになれなかったものの、弟に関する複雑な心理は理解出来ました。逆に包容力ありそうな攻が、事情も聞かず一方的に受が悪いと軽蔑の態度を取り続けたのがそれこそ浅はかでちょっと幻滅。またあまりに余裕の下ネタ口調やセクハラばかりの攻だと本気になったタイミングや本気度がわかり難く、どうも萌えツボに入らない。「先っぽだけ」の詐欺プレイは萌えました(笑)

  • 弟と彼氏が好きになれない

  • ヤクザ若頭×高校教師
    組が解散の危機で、組員を案じた組頭の意向で定時制の高校に通うことになったヤクザたち。
    一方若名はワケアリで元居た高校をクビになり、仕事を選んでいられない状況で彼らの担任になってしまう。
    ヤクザたちに手を焼く若名。教室で酒盛りしたり麻雀したり、セクハラしてくる若頭の花井がいたり。
    そんな中、若名がクビになるきっかけとなった弟から連絡が来て・・・。

    設定がもうむちゃくちゃです。ぶっとんでます。
    ヤクザの担任もだし、解雇の理由もだし・・・。
    ま、エンターテイメント的なモノとして楽しんで読めればそれでヨシかなぁというレベルのお話かもしれません。

  • 設定が面白いですよね~。どんなお話なんだろうってワクワクしながら読んだんですけれど、面白かったわ~。花井を取巻く愉快な舎弟たちもいいし、学校に893っていうのがいいよね。みんなのポンポン飛んで行く会話も楽しいし、893相手だろうが物怖じしないで怒鳴り散らしている若名も、セクハラ三昧の花井にも♪ でもちゃんと事件みたいなのもあって、楽しめました。

  • 中原さんは、オヤジを戯れさせたら日本一。
    シモネタ大好きなオヤジ達の戯れは、ホントに楽しかった。
    ので、エロ度は低めでも面白かった。

  • 奔放893×堅物教師。

    設定が面白いです。学園モノなのにオヤジ…中原先生のオヤジにかける情熱を感じますw

    花井さんは中原先生お得意のフェロモンオヤジで、労働者街シリーズの斑目さんを彷彿とさせる人物です。セクシー!

    せんせーがちょっと子どもっぽいかなとか思うのですが、花井さんに振り回されてるところはかなり可愛いw

    強気受けとかオヤジ攻めがお好きな方にはかなりおススメ!

  • おもしろかった~。受の性格が私的にはツボでした。負けず嫌いで、ヤクザが相手でもおとなしくならなくて。自分の仕事(教職)にこだわって頑張っているところもいいですね。
    しかし、この作品、ちょっと不可解だったのが弟の行動です。自分のせいでお兄ちゃんが首になって、再就職もままならなかったのに、また新しい職場の高校にまで来る……? しかも性転換の話を始めるなんて、誰に聞かれるかもわからないのに……。でもまあ、それを聞いたのが花井だったからこそ物語が動いていくのですが。弟君、勝手すぎるよ、好きになれないって思っちゃいました。

  • ある理由で以前の高校教師を辞めた若名圭一郎は定時制高校の臨時教師になった。しかし、その教室にいる生徒達はみんながヤクザで…。廃業するかもしれないヤクザの組の組長が組員のこれからを心配して高校卒業の認定を取らせたいと学校長に頼んだらしく、それを全て若名に押し付けたのだ。
    ヤクザの若頭・花井は無精髭にくわえ煙草、牡のフェロモン撒き散らして圭一郎にセクハラをしかけてくる。

    若名が学校を辞めさせられた理由が実の弟にあること、花井の懐の深さなど、なかなか読ませる内容です。
    ヤクザものなので、結構痛い場面もありましたが最後は結ばれました。事件は弟絡みなのでジリジリするような緊迫感は少なかったかな。

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著者プロフィール

2001年に白泉社にてデビュー。シリーズ物を多く手掛ける。

「2016年 『極道の淫らな挑発 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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