双曲線 二重螺旋8 (キャラ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
3.61
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本棚登録 : 183
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199007163

作品紹介・あらすじ

祖父の葬儀をきっかけに、頻繁に尚人に電話するようになった零。尚人の柔らかく穏やかな口調が、重苦しい家の空気に喘ぐ零を慰めるのだ。けれど、弟の瑛はそんな零に納得できない。自分には頼らないのに、なぜ憎い慶輔の息子には甘い声を聞かせるのか!?苛立ちに憤る瑛に、兄弟は亀裂を深めていく-。一方、零の存在が密かに鬱陶しい雅紀は、尚人の不在中、零からの電話に出てしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • 今回はあんまり進んでないけれど、3人の安定感もあって安心して読めた巻。従兄弟達がちょっとややこしそう。前巻では零の事いいわ♪と思った私でしたけれど、ちょっと今回はどうなんだろ?そして次からはうざくなるんだろうか?弟の瑛が玄関前に居たところをなんともデジャヴ?真山妹2号?って思ってしまいましたねぇ。ラストはとっても気持ちのいい切り捨て方ですっきり。でもあの誰も知らない親父の秘密ってなんだろう?すごく気になる。一番気に入ったのは雅紀が自分が行けない文化祭に裕太が行く事に嫉妬しているのが面白かったですね♪

  • そして今回も話は進まなかったwww 
    あ、同じようなネガティブループにはまった従兄弟が増えたよ!w←進展じゃねぇってw  
    最後にちょろっと出てきた『まーちゃんだけが握っている秘密』って何なんだろうなあ。そこだけ気になった。
     
    タイトルが造語じゃなくなりましたねw

  • 甘々な尚人と雅紀に、ヒッキー脱却の祐太は安心して見られるようになったが、従兄弟の瑛と零が鬱陶しい。

  • (感想)

    進展はなかったですね。
    周りの人間が今後どうなるのか?その辺はまた次に持越し状態。

    今回は記憶喪失になった後のみんなの心情の巻かな?
    巻の最初の方に出てきたキャラ(篠宮兄弟や瑞希)は落ち着いてきてるけど
    後々、慶輔の行動(状況)によって巻き込まれた人たちにはまだ時間が必要な感じ。
    雅紀たちみたいに過去をすっぱり切り捨てられると楽なんだろうけどね。

    瑞希の姉や、沙也加、そして慶輔。
    零と瑛のところも大変なのは解るんだけどね。
    零はまだいいよ、尚に電話して楽になれて
    (尚の方にも負担がかかってるようには見えないし、きっちり線引きできてるし)
    弟の方かな問題は…
    容赦なく裕太にぶちまかされてましたけど(^^;)
    人のせいにしないと自分の気持ちの持っていきようがないのもわかるんだけど
    そのままじゃ、前に進めないよね。

    そして最後には雅紀と慶輔のご対面でスッパリと切り捨て!!
    とりあえず新展開になる準備はできたか?!

  • これといって特に進展がなかったのであまり印象に残ってないです。
    図々しい父親に兄弟が傷つかないか心配。今後の騒動をおこしそうな期待キャラはやっぱり従姉弟(弟)ですかね。兄にも期待したいけど。

  • 特にトラブルも進展もなし。
    でも、トラブルの芽があちらこちらに芽吹いていたので、次巻は大荒れか?
    文化祭が楽しみ、裕太と零でバトルありか(笑)

    Char@と全サ小冊子で番外編は読めるけど、本編は1年待つのかな…

  • 久しぶりの甘イチャ!ナオ君の可愛さが凶悪レベルに達しました。
    ただ、高校の話が全然出てこなかったから残念…。番犬's出てほしかったなぁ

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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