- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199007989
作品紹介・あらすじ
異形の鬼を使役し、歴史を陰から支えてきた矢背家。最年少の鬼使い・鴇守と、
最強の鬼・夜刀は、唯一無二のパートナーで恋人同士だ。
とある事件を経て鬼退治することになった二人。けれどうまくいかず
陰陽道を操る“修復師”の元で修業することに!! 現れたのはクールな美貌に毒舌な右恭。
「才能がない」と一刀両断され戸惑うけれど、
そんな時、矢背一族が相次いで鬼に襲われる事件が起こり!?
感想・レビュー・書評
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設定が好きだーと思って読んでいるこのシリーズ、2作目でもやはりちょっと説明が冗長?この巻では、右恭という陰陽師の末裔が出てきて、鬼にもちゃんと対抗できる人の存在がわかって、夜刀にライバルらしきものができた。やはり難しいのは、主人公の鴇守と夜刀の関係で、もともとお互い執着&依存しあってるのが前提なので、うまく描かないとマンネリに見えてしまうというか。物語としては、多少の波風を2人の間に入れた方がいいような気がする。
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『鬼の王と契れ』の続編。
鬼が怖いビビり君の鬼使い矢背鴇守が
実は強大な力の持ち主で
使役鬼の夜刀は可愛い鴇守にメロメロ。
そんな2人は唯一無二のパートナーで恋人同士。
強力な力を持ってるとはいえ
今まで味噌っかす扱いで
自分の弱さを知る鴇守は力を出す事ができない。
ある日、矢背家の人間が鬼に襲われる事件が多発。
力を付けたいと本家が抱える修復師・隠塚右恭の指導の元、
修行を始めるが全くセンスのない鴇守に
右恭の言葉と態度は冷たかった…。
夜刀の本音と右恭の本音が分かり
次に繋がっていく展開。
次が楽しみ(〃艸〃)ムフッ -
前作での楽しいノリは健在。むしろラブラブ要素はパワーアップしてるので読んでいてとても楽しかったです。鬼使いとして今の境遇を認めてもらうために努力する鴇守に、そんなことをわかってるんだかわかってないんだか、とにかく鴇守に近づく鬼は許さない夜刀に、前作の人たちと新しいキャラまで出てきて事件に挑んでいく…と読み応えたっぷりの一冊でした。カッパの報われないながらも一生懸命で可愛い描写に癒された。鴇守のたらしぶりは鬼畜。
最後には夜刀の本懐が判明して不穏な空気のまま続巻へ。続くのはとても嬉しいけど、鴇守が人間でなくなっちゃったらなんだか寂しいなあ。現在の環境では鬼になった方が夜刀とずっと一緒にいられるし、家族とのしがらみもなくなるしでいいんだろうけど。とにかく次巻が待ち遠しい。 -
予感はしてたですが、高尾さん続編ものは合わないみたいだ。1冊で終わってたら好きだったのにって思う事が多いです。天狗シリーズも。で、更にこれ続くみたいで。もういいかなーと。
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★3.5
最後が意味深でこわい;;やっぱり夜刀は鬼なんだな…。鴇守が真実を知った時どっちを選ぶのか今後の展開楽しみなようなこわいような。今回登場した修復師の右恭、最初は冷たくて怖い人だったけど後半はちゃんと鴇守のことを主だと認めてたし優しいところも垣間見えて、これからの2人の関係がどう変化していくのかも楽しみ。何気にこの2人のやり取り好きだし萌える(笑)夜刀が怒りそうだけど(笑) -
鴇守と夜刀のやりとりが面白かったです。