セキュリティ・ブランケット 下 (キャラ文庫 な 2-10)

著者 :
  • 徳間書店
3.89
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本棚登録 : 197
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199009037

作品紹介・あらすじ

生まれたばかりの恋心より、鼎ちゃんが大切だ──。一度は高砂への想いを封印した宮。けれど突然現れた実の父親、
鼎との関係を隠していた国生、高校時代から高砂を好きだったらしい鼎──大事な人達が抱える想いに翻弄される宮は、
ついに自分の心と向き合おうと決心する。ところが急遽、高砂が仕事の再開のため渡仏すると知り…!? 傷つきやすい青年達が見つけた四つの真実の愛、完結!!

感想・レビュー・書評

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  • いろいろありましたが収まるところに収まったという感じ。
    でもやっぱり私はカナちゃんサヤちゃんカプで幸せになって欲しかったなー♥

  • 高砂×宮
    なのか
    高砂×鼎
    なのか、
    国生×鼎
    なのか、
    万座×鼎なのか。

    どのCPでも全然イイと思った。
    でも実は、高砂×鼎 を推したいって思いながら読み、
    まぁ、ハッピーエンドにするなら、そうなるよなーと言うパターンの 高砂×宮 で落ち着いて
    「あぁ、そうなるよね、うん」って感じで読み終わる。
    鼎がなんか不憫だぁ。
    国生も万座も狙ってるけど、きっと鼎は高砂が好きなんだろうに。

    密かに、国生と宮がチューする時がなんか一番ドキドキしちゃった。

  • 4人の視点がくるくると入れ替わる、おもしろい構成でした。
    年上組に萌えに萌えて、絶対にこの組み合わせにはならないんだろうなと分かってはいたものの、鼎と高松の関係性に終始しびれまくっておりました。プラス、鼎を10年支え続けた万ちゃんのやさしさにも悶えました。

    宮くんはかわいかったし国生はどんどん男らしくなっていくし、年下組もよかったんだけどなー。いかんせん、年上組が好きすぎたので☆マイナス1で。

  • 綺麗め清楚お花ちゃん受けか当たりのキツい美人受けが多いんだな凪良先生(確信)
    人間らしい機微みたいなのは必ず押さえてくるんだけどギリフィクションだよ、みてえな…
    いやまああくまでもBLはファンタジーなんで…皆まで言わんでくれ…

  • すでに何回か読み返し済。宮が幸せになって良かったなー。親代わりの鼎の気持ちを知り、高砂から身を引こうとする宮。そしてそんな宮相手に、悪戦苦闘する高砂のシーンはコミカルで終始にやけて読んでいた。最後にあるエッチはどちらも幸せすぎてごちそうさま。溺愛おいしいです。もぐもぐ。無事一組のカップルが出来上がってハッピーエンドのこの巻。残るあと一人はどちらの男を選ぶのか?続きがありそうで嬉しい。

  • よかった。

  • 上下まとめて感想

    凪良さんは好きなのとそうじゃないのが分かれるのでどうかなと思ったけれどあんましハマらない方だった…良い感じに砕けたノリのエンタメ王道展開に人間の感情の危うさ横暴さ、それでも恋をせずにいられない気持ちを軽快に描いた群像劇ドラマ、ここでいったん終着。
    あまり誰のことも好きになれない感じだったのはただのわたしの好みの問題なのでうーむ。
    人間はみなそれぞれのドラマの主人公、誰かが報われた時には誰かが傷ついている。
    掛け違えたボタンは戻らない。
    色々と人生哲学的なモチーフが盛り込まれてるあたりに感じ入りますね。
    鼎と高砂がひたすら不憫でもうな〜〜。
    国生は頑張ったな〜〜。
    宮はいい子だからな〜〜。

  • 待ってました、下巻!
    わたしはやはり、美人ツンデレ健気受がめっちゃ漉きなので、鼎ちゃんが気になって仕方ないんですが、本音では高砂とくっついてほしかったー!
    いまいち、すっきりしないよー(T_T)
    宮くんもかわいいから二人が結ばれて良かったんですがぁー...
    モヤモヤする(>_<)

    個人的には鼎ちゃんは、国生でも万ちゃんでもなく、また別の出会いをしてほしい。
    ほんで、国生は万ちゃんの娘かジェシーとくっつけば良いと思う(笑)
    苦労性でなんだかずっと可哀想だった鼎ちゃんには包容力と情熱を兼ね備えた人で、鼎ちゃんが、好きになった相手と結ばれてほしい!
    きっと、追っかけられる恋は向いてない。。

    あとがきにも続きが出そうな雰囲気だったので、期待して待ちます!

    今回は、登場人物四人それぞれの目線で構成されててとてもおもしろかった。
    よくあんなに上手くまとめるもんだなと、関心しました。
    凪良先生の本は大体がメイン二人の目線が交互に綴られていて、そこが、わたしはとても好きです。
    今回はそれが四人とゆうことで、演劇の脚本のよーでとても面白かった!それぞれのキャラが魅力的だからできることだと思います。

    あと最後に、プーケットにいきたくなりました(笑)

  • 自分が思っていた所に納まって嬉しかったけれど、途中は結構涙腺やられましたね。鼎と高砂の関係はなんとも複雑で切ないけれど、ウザいが国生がやっぱり鼎の事が大好きすぎて応援しちゃうんだよね。続きがあるみたいなので楽しみです!

  • 宮くん、頑張ったね~。

    国生×鼎は、ご想像に任されちゃうのかな~?
    凪良氏だったら、あとがき後とかに、数年後とか書いてくれそうなのに残念。
    創作脳が無いから、ハッキリ結果が欲しかったな。

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著者プロフィール

1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。

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