- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199010514
作品紹介・あらすじ
偶然訪れた博物館で、うっかり展示品の腕輪に
触れてしまった──。その瞬間、三千年前の
古代エジプトにタイムスリップ!! 巫女と
間違われて召還された、カフェで働く北村隼人。
神官に囲まれ呆然とする隼人を救ったのは、
女王の弟殿下で、腕の立つ武人のジェセル。
「おまえが未来から来たことは誰にも言うな」
安堵も束の間、年下なのに命令口調で尊大な彼に、
側室として後宮に閉じ込められて…!?
感想・レビュー・書評
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妹と共に訪れた博物館で展示品の腕輪に触り三千年前の古代エジプトへタイムスリップしてしまったピザ職人の隼人。
女王の弟のジェセル助けられるが…。
隼人が元ヤンで負けん気の強さから尊大なジェセルに対して反発していたけれど、それがジェセルにとって隼人への気持ちが「友」ではなく、となるのが凄く良かった。
隼人も共に過ごすうちにジェセルに対して大切な存在となって。
隼人のピザを、という機転とか生き生きとしていて楽しかったし隼人がタイムスリップされてしまった元凶や、帰りたいけれどジェセルへの思いに悩んだりと読み応えがある作品でした。
隼人の男前さがカッコよかった。
長編でしたがあっという間にその世界に入り込めむした。
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★3.7
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エジプトが舞台の娯楽映画を見たような満足感です。
国も時代も違う世界で、自分の居場所を確立してゆく隼人に、ジェセルが惹かれるのがよく理解できました。
登場人物が皆、魅力的でした。
あとイラストのジェセルが素敵です。 -
★3.5古代エジプトへタイムスリップ!小さな王女とのおやつタイムが美味しそうです。