まんだら屋の良太 1 (徳間コミック文庫 50)

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199020506

感想・レビュー・書評

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  • 若いころに読んだ時はいまいちカタルシスがない印象だったが、今読み直すと大変味を感じる
    なんだろう、主に性欲に忠実で時には性犯罪に近いこともしているが、なんかあっけらかんとしている
    ひどい事件も起こるが、暗さを引きずる感じをのこさず、それはそれで人生そんなものといった風情を醸し出している
    描き込まれてはいるがどこか抜けた絵柄と、描き切らない展開が、緩和しているのかもしれない
    トータルでは、人間くさい世界と街で、何かこの関係性が羨ましい

  • 2019/8/29購入
    2019/9/10読了

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著者プロフィール

マンガ家、版画家、東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授。1950年3月20日、福岡県小倉生れ。三郎丸小学校、足立中学校、小倉南高校卒業。幼年期より絵を得意とし、小学2年で画家を志望。山、川、海など自然に親しみ、貸本マンガやエルヴィス・プレスリー、映画に心酔する。マンガ家を志し18歳で上京、東京デザインカレッジ・マンガ科に入学。建築現場などで肉体労働のアルバイトに明け暮れながらも、読書に没頭。1974年、一枚マンガ集『それでも僕らは走っている』を自費出版。1977年、『月夜』(話の特集)でデビュー。1979年より、週刊漫画サンデー誌上で『まんだら屋の良太』を10年にわたり連載。同作品で漫画家協会優秀賞受賞。以後、宮沢賢治作品の版画化、エッセイなどにも積極的に取り組む。
『玄界遊侠伝 三郎丸』(実業之日本社)、『どんぐりと山猫』(筑摩書房)、『鍵』(小池書院)、『版画まんだら』(人類文化社)、『ガキ』(太田出版)、『ガタロ』(青林堂)、『1970年代記』(朝日新聞社)、『オバケ』(光文社)、『猫日和版画館』(蒼天社)など著書多数。現在、『まんだら屋の良太』フランス語版 Ryota du Mandala(seuil)も刊行中。

「2008年 『私 まるごとエッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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