アメとハレの風の旅 1 (リュウコミックス)

著者 : 新堂みやび

• 徳間書店 (2016年8月12日発売)

作品紹介・あらすじ

この世界には不思議な能力を持つ人たちがいます。
絶え間なく雨を降らせてしまう人。
晴れた空しかもたらさない人…。
もしかしたら、ほかにも……？
不思議な力を持ったアメちゃん・ハレくんとおとものミズタマが世界を旅をして様々な人と出会っていきます。
彼らの旅の行方を優しい筆先で描く、正統派冒険ファンタジーの始まりです。

感想・レビュー・書評

[ericanonさんの感想 · 2016年10月18日]

行く先々に雨をもたらす子と、
晴れをもたらす子のお話。

どちらも出会うまでに心にキズを負っていて
それを乗り越えるというより
少しずつ受け止め消化して、
そこから生まれた強い思いを
活かして旅をしているという印象。

出会ってすぐに依存しあって行動してしまったら
つまらかなったかもしれないのに
そうならなかった為に個々の意志の強さと
物語の魅力を感じました。
２巻早くでないかな。

[nkchさんの感想 · 2016年9月7日]

4.5

[yuさんの感想 · 2016年9月4日]

異世界、旅、綺麗なイラストと、自分の大好きな要素がてんこ盛りな表紙で衝動買い。ミズタマが可愛かった…。
こういう異世界の地図を見ているだけでも楽しいので世界が広がっていくのを楽しみにしています。町から町へ向かう道中ももっと描写されていたら良かったな。
顔の書き分けがいまいちで、ときどきどのキャラか分からなくなってしまうのが残念でした。
特典でついていたデジタル画集、とても綺麗でした…。

[momopanda16さんの感想 · 2016年8月29日]

買ってからしばらく、最初の数ページで挫折。
読みにくいのか、なんなのか。
…と思っていたら、ストーリーが動くに従って、どんどん引き込まれていく感じ。
とりあえず2巻が楽しみ。

[kokiさんの感想 · 2016年8月21日]

あらすじも設定もそれなりに好きなんだけど、なんか物足りなく感じたのはなんでなんだろう。もしかしたら漫画よりも小説にした方が、葛藤や心の動き方をじっくり描き切れるんじゃなかろうか。

・1か所にとどまると雨が降らない/日が出てこないので、迷惑が掛かってしまう→定住できないさだめ
・心の持ちようで、激しくしたりマイルドにしたりコントロールできる→心情がカギ
という設定は好きだけど、なんか物足りない感じ。

設定資料が大量についている。世界観を緻密に練り上げていこうとしているので、今後新しい設定が出たら、また変わってくるかもしれない。

著者プロフィール

大阪府出身。第18回電撃イラスト大賞選考委員奨励賞を受賞し、本格的に活動をはじめる。コピックを使用したあたたかい作風で、児童書のカットを担当するなど、幅広く活躍する気鋭のイラストレーター。漫画は「アメとハレの風の旅」が初掲載にして初連載。

「2016年 『アメとハレの風の旅　①』 で使われていた紹介文から引用しています。」