- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199604027
感想・レビュー・書評
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頭は使うが、単純な惚れた腫れただけでないストーリーで構成させていて、大変興味深かったです。
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当初は「所詮は明治の上流階級者の痴情のもつれやん」とナメていたが、改めて全巻読み直してみたら鹿鳴館のような「上流階級者の腹黒い駆引合戦」というドラマ性が見えて、うーむ……と唸った。
桂木の「誰の子なんだ?問題」のナゾがいい感じで物語の軸になっている。
ここまで重厚な人間ドラマを描いていたら、別にBLでなくても良いんじゃないか?と思ったが、当時の女性の社会的権利を考えれば(暁人も桂木も女性だったら、あそこまで好き勝手に動けないので)、確かにきついなぁ。 -
えっぐっっ!めっちゃ好きだ。時代ものと主従関係の複雑さがほんとにいい。そこにこそ光る萌がある
日高先生のストーリー構成力と色気のある綺麗な作画がたまらん -
作者さん買い。
成功です。
この作者さん話し、集めたくなってきた。
若き子爵とその家令。
しっとりと暗めな雰囲気がいいなー。
表紙の絵=内容って感じ。
桂木の気持ち、前子爵とどんな話しがあったのかとかまだまだ分からない事が多いけど、面白い。
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読んだ2冊が結構ツボだったので、日高ショーコ一気買い。この明治〜大賞時代の貴族の坊ちゃん&家令も良いわぁ。
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高評価で絵も綺麗で時代設定も良さそうなので読んでみたけど、入り込めないまま読み終わってしまった。自分には合わなかった。
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2009-04-00
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日高先生の代表作とも言える有名なシリーズ。
買ったものの、今まで読まなかったのは不思議しかない。
華族x主従関係、という設定だけでも面白そうなのに、桂木のあの冷静で淡々としている雰囲気に惹かれてしまったな。
彼は一体、どんな過去を背負っていて、久世家にはどんな思いを抱いているのだろう。
じっくり続きを読ませて頂きたい。 -
ストーリーテラー。日高ショーコさん、絵もお話も、キャラクターも丁寧に、BLの萌えどころ、盛り上げどころだけ詰めといた!そこを楽しんで!的な作品ではなく、物語一つをゆっくり、同じ感情、同じ速度で追いかけていける、雰囲気、深く作りこまれているキャラクター、どの作品もこの作家さんなら何の心配もない。安定感、安心感、そういう抜群の信頼をくれる、数少ない作家さん。