働き蜂は誰に蜜を捧げるか (CHARAコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
3.60
  • (5)
  • (4)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 87
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784199607226

作品紹介・あらすじ

蜂蜜ショップの店員・朋也は、警備会社のイケメン営業・栗原に一目惚れ◎ 告白しようとするけれど、なぜか冷たくあしらわれてしまう。落ち込む朋也の目の前に、謎の少年が現れた! しかもこいつは朋也と栗原にしか見えてないらしい…!? 驚く朋也に栗原は、この少年は正体不明の生命体で、自分はこいつに取り憑かれSEXエネルギーを渡す<働き蜂>だと告げて!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ⭕️

  • さがのセンセ初の、キャラコミックス&ファンタジー要素ということで、楽しみにしておりました。
    正体不明の生命体Xが、不足してしまった生殖するためのエネルギーを、ヒトの「生殖に使わないH」のエネルギーから搾取する…という設定です。
    しかもそれだけではなくて、謎の生命体Xによって「働き蜂」に選ばれてしまったら、もし誰かとHした場合相手から自分の記憶がすっかり消えてしまうんです。否応なく。
    すごく面白い設定でなにこれ⁉と話に引き込まれました。でも働き蜂の能力がかなり過酷。

    「働き蜂」にされた警備会社営業の栗原に恋してしまうのが、蜂蜜ショップ店員の朋也です。二人の純粋な恋心がよかったです。
    同じ人に何度でも恋をする…という運命的な二人という話は、ロマンがあってツボなんですよね。だけど、兵頭と海徳の関係が残酷というか悲しかっただけに、ただロマンティックだとは言えないところがあって…切なかったです。
    すごく好きあってるのに、忘れてしまうとか、忘れられてしまう…ってのは胸が痛みます。

    エロからエネルギーを吸収するんで、確かにエロいはエロいんだけど、それだけじゃないんですよね。
    なぜ本来の意味である生殖抜きでのHをするのか?意味無いなら生命体Xが有効利用するよ?から始まって、それは決して無意味なことじゃない…!すごく大切なことだって再認識できるようなストーリーで、深かったです。
    …まあ、そう言いながらも、ストイックに苦悩する栗原にすごく萌え萌えだったんですけどねw

    兵頭にも海徳ラブが確認できて満足でした。こっちのcp刺激ありすぎ。かなりエロかったです…

  • 丸ごと表題。なんだかさがの先生のデビュー作で受けた衝動を彷彿しました。
    幼児のなりをした謎の生命体エックスに憑かれ、セックスのエネルギーを運ばなくてはならない“働き蜂”の攻めに一目惚れしてしまった受け。
    セックスすると相手の記憶がなくなるということで、最後の最後まで葛藤するのですが…こんなに好きあっているのに残酷…!切なくなりました…。

    もうひとりの働き蜂についてはちょっとホラーちっくでしたが、最後にちゃんとこいつも救済されてて、作者さんすばらしい!とうなりました。

  • 警備会社営業・栗原×蜂蜜ショップ店員・朋也。謎の生命体XにSEXエネルギーを渡す“働き蜂"の栗原に恋をした朋也、でも働き蜂には… SFファンタジーになるのかな。なかなか面白い設定だったけど、記憶を無くすっていう展開はやっぱり切ないですよね… 描き下ろしの解放され幸せそうでエロい二人が良かった。ずっと隠してた色気をだす栗原がかっこ良かったです♪

全4件中 1 - 4件を表示

さがのの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×