DEADLOCK④ (ＣＨＡＲＡ コミックス)

著者 : 英田サキ 高階佑

• 徳間書店 (2019年12月25日発売)

作品紹介・あらすじ

大人気キャラ文庫をコミカライズした
囚人たちのデッドエンドＬＯＶＥ、
２冊同時発売でついに堂々の完結！！



ディック、二度とお前に会えなくても
俺は一生忘れないから──

ユウトとBBの乱闘から火蓋を切った
黒人とチカーノの全面抗争――!!
大暴動の渦中、ディックと共に
食糧庫に身を隠したユウト。
そこでディックから語られたのは、
予想外な経歴と痛ましい過去だった!!
「ユウト、俺と一緒に脱獄しよう──」
愛するディックと共にゆくという甘美な誘惑と、
己の使命との狭間でユウトが下した決断は…!?

暴動後のディックの脱出行を描く書
き下ろし小説番外編「Restful slumber」収録。
BL史上に鮮烈な足跡を残した大人気コミカライズ、
ついに完結!!

感想・レビュー・書評

[ちびねこさんの感想 · 2020年3月18日]

高階画伯の絵は美しい♪けどやっぱり原作のような感動は味わえなかった。というか文庫一冊分なんだ…

[ayan2014さんの感想 · 2020年1月21日]

コミックはそれはそれでいいんだけど、物足りなさも。小説読まないと補完出来なさそう。

[henoheno893さんの感想 · 2020年1月15日]

完結。また小説も読みたくなった。ユウティもみたいので、この後もコミカライズしてほしい！

[komopyさんの感想 · 2019年12月27日]

完結編。
食糧倉庫の場面から。本当にこのシーン思い入れが強くて、何度見ても萌えるんだけど切なくて苦しくなってしまいます。
…まあ、その後を知っているので何とか落ち着いて読めるんですが。
「一緒に行こう」というディックの誘いを苦渋の決断で断るユウトに胸が痛みます。ユウトの葛藤が本当に辛いです。コルブスを追う限り、ディックとずっと一緒にはいられないし、そのディックの心の中にはノエルが棲んでいる…とか、辛すぎる。
でも、そんな状況の中でのHシーンには二人の嘘偽りのない想いがあふれていて、それがはっきりと伝わってきて萌えまくりました。
ラストも胸が痛みまくった初読みの時の気持ちを思い出してしまったけど、この後どうなるのか知ってるってことはこんなにも人の気持ちを穏やかにするものなんだ！！と実感。

英田サキｾﾝｾの書き下ろし番外編が収録されていて、これがまた良かったです。
もうちょっとユウトの気持ちを察してあげてよ～となっていたのを我に返らせるお話でした…
ディックの心境は本編で描かれていなかったけど、彼もまたただ強いだけではなく、重いものを背負って生きている一人の人間なのだと気づかせてくれました。
そして、知ってたけど、わりと早い段階でユウトラブになってたよね。

このコミカライズは原作とともに永久保存版確定です！