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- / ISBN・EAN: 9784199805035
作品紹介・あらすじ
海坊主と美樹のラブロマンスを巡る騒動もいよいよクライマックス!
「シティーハンター」好きにはたまらない海坊主と?の決闘シーンを目に焼き付けるため、密かに後をつける沙織だったが、自身の油断から「シティーハンター」の物語を変えてしまうことに……。
誰も見た事のない「シティーハンター」の意外な結末は――――?
感想・レビュー・書評
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海坊主と美樹のラブロマンスを巡る物語は、いよいよリョウと海坊主の決闘シーンへ。しかし、沙織がいることでシティーハンターの歴史が変わってしまうことに。
大好きだからこそその場面に立ち会いたいという気持ちも、自分のせいで物語が変わってしまった不安も丁寧に描かれていてよかった。どうなるかとハラハラしたけど、見事な収め方でほっとした。香との愛情の深さの違いを感じるところもいいよね。
続いては財産争いによって親族に狙われる『哀しい天使』紗羅の話へ。触れた人の心がわかる能力を持つ紗羅。違う世界から来たことを隠している沙織は紗羅との関係に悩んでしまう。沙織自身の物語も少しずつ進んでいて、シティーハンターの物語とどうリンクさせて展開していくのか興味深いところ。 -
この世界で…愛する者を守り抜いていく度胸はない!!…獠のようにな!!
海坊主のこのセリフ、好きなんだなー。原作読んでても、香気付けよーっ(≧∀≦)ってなった。沙織の立場で隣にいたら、ニヤニヤが止まらないだろう。
後半は沙羅ちゃんの回。夜眠れなくて沙羅ちゃん、獠のところへ行くんだよね。確かに、獠に添い寝してもらいたい、なんて思ってしまう。
私、かなりこの漫画にハマっているかも(//∇//) -
このタイトルの登録がまだでした。
ライトノベルによくある異界転生もの。
この異界は大抵、剣と魔法の世界なのだけど、この本ではシティハンターの世界へ跳びました。
異界モノにタイムトラベル物の楽しみ方を見ていたわたしは、この作品で確信しました。
漫画として、シティハンターの物語を結末まで知っている視点で、漫画の世界に入った場合、タイムトラベルで過去へ行った人と同じ状況をえられるわけで。
且つ、タイムトラベルなら過去へ跳ばなければならないけれど、漫画の世界なら時代は越えずに済む(まぁシティハンターの時代自体が若干過去だけど)。
この手の別の漫画家が描くスピンオフは、作家の個性が絵柄に出てしまい、違和感を感じるものだけど、この作品は、かなり忠実に北条司のタッチを再現していて好感。
このコロンブスのたまご的大発明シリーズ。
追随者を増やしつつ、続いてくれることを願う。