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- / ISBN・EAN: 9784199805059
作品紹介・あらすじ
季節は夏。
精一杯の勇気で手に入れたのは、「好きな人と普通に話せる」というささやかな「奇跡」。
そんな日々がずっと続くようにと願う田中さんに対し、後輩の阿部さんは「恋の終着駅に”このままずっと”なんてないんです」と告げる。
脇役同士の恋物語は、「奇跡の距離」のその先へと向かう――。
感想・レビュー・書評
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あぁぁぁ(尊すぎて叫びたくなる)2回目のデート話。本当にいちいち可愛い!!こんな微笑ましい2人が働いてたらそりゃ色々アドバイスしたくなっちゃう!!存在が癒しだし本当に可愛すぎるでしょ…。そしてラスト入江くんがついに動く!!早く続き読みたいけど来年の1月かぁ…。長いなぁ…。
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ずっとこのままなんてないよってことと、恋人未満の二回のデートなど。
恋は「相手に大きな価値を見出して大切に思うこと」で、「自分の気持ちにもちゃんと価値を持たせること」だと考えると、すごく尊くて大切な事なんじゃないかなと思えてきた。
細かいけど大切な気持ちがとても繊細に描かれていて胸にくるものがある。
別の人間だからわからない相手の気持ち、すれ違い、別の人間だからこそ生まれる不意の喜び、うれしさ、
踏み出すリスク、それがあっても乗り越えたいと思うほどまっすぐな気持ち…
自己肯定感は恋愛に影響するけれど、低くても決して悪い事じゃない。
モブ子を見てると、本人は欠点と思ってる部分も魅力のひとつになりうるというのがよく見える。
モブ子はありのままで全部素敵だ。
バイト先のみんなも素敵な人ばかりで嬉しい。
みんなそのままで素敵だ。 -
季節は夏。
精一杯の勇気で手に入れたのは、「好きな人と普通に話せる」というささやかな「奇跡」。
そんな日々がずっと続くようにと願う田中さんに対し、後輩の阿部さんは「恋の終着駅に”このままずっと”なんてないんです」と告げる。
脇役同士の恋物語は、「奇跡の距離」のその先へと向かう――。 -
精一杯の勇気で手に入れた「好きな人と普通に話せる」という幸せな距離。そこでもう安心してしまっていた信子への安部の言葉がよかった。
「恋の終着駅に『このままずっと』なんてことは無いんですよ」
自分の体験談を込めて、真っ直ぐに気持ちを伝えた安倍が素敵だった。同僚のみんなもいいキャラしてるよね。
「私の隠してる気持ちをモモちゃんが知らないように 私がモモちゃんを知らない事だっていっぱいあったはずなのに 私さえ何もしなければいつまでも何も変わらないって思ってたんです」
今がずっと続くってなんとなく思ってしまうんだよね。今が当たり前に続いているのは、奇跡みたいなものなのにね。
入江くんも少しずつ前に進んでいてよかった。
「自分の好意に価値があるとか許されているとか 誰だってわからない不安の中で頑張ってるんだろうな きっと」
自分の評価は自分じゃできないけど、自分の行動は自分で決められるんだ。
好きという気持ちが伝わってしまうんじゃないかと、別れ際に振り向けなかった二人。デートの後に自分の気持ちを伝えようと振り返った入江くんと信子が目が合う演出がいい。話すだけで幸せだった距離から、手を伸ばして届く距離へ。ゆっくり見守っていきたい。 -
安定してます。ブレなくて良いなと思います。
大学の友達ふみこちゃんが登場します。こういう子いるわ〜。動物園デートもなんかあるあるの宝庫!神々しい鹿を見て一つ思い出になるとか。作者の方は、あるあるだった日常を切り取るのがとても上手ですね。
モブ子ちゃんの服が、前回デートの気合入った感じから普通の服に戻ってるのがなんか面白かった。でも、男性からすると、その方が良かったりするんですよ。変に気取らないところが好きなんですから。 -
タイトルが恋と銘打っているので、カップル成立したら、連載は続くのだろうか。
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遅々として進まない二人の関係。恋の終着駅にこのままでいいなんて言葉はない、て言葉に背中を押されるように。入江くんから一歩踏み出し、動物園デート。ぎこちなさがあると思うも楽しく時はすぎ、そのまま終わりかと思いきや、伝えたいことがある、というところまで。進展するのかなあ、次巻で。