アルテ　⑫ (ゼノンコミックス)

著者 : 大久保圭

• 徳間書店 (2020年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

2020年春、TVアニメ化決定!!!

2020年春、TVアニメ化決定!!　16世紀フィレンツェ。画家工房で働く、箱庭お嬢様の奮闘記。

イレーネから語られる壮絶な過去。
アルテはその話に驚きながらも彼女の燃えるように激しい情熱的な本質を見出し、納得のいく肖像画を描くことができる。
レオにも画家として認められ幸せの絶頂にあったが、アルテの知らないところで悪意が迫り始めていた。

感想・レビュー・書評

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2020年9月27日]

【あらすじ】
イレーネから語られる壮絶な過去。
アルテはその話に驚きながらも彼女の燃えるように激しい情熱的な本質を見出し、納得のいく肖像画を描くことができる。レオにも画家として認められ幸せの絶頂にあったが、アルテの知らないところで悪意が迫り始めていた

[sayaさんの感想 · 2023年11月5日]

イレーネがただのいい人ではないのは同意だが、自分は少し怖いと思う。
愛を伝えられるうちに伝えなければと言うのは理解出来るが
伝えて壊れてしまうものだってあるのにゴリ押ししてくるのもどうかと思う。

ただアルテはそれで得るものもあったようだし、肖像画も仕上がったのはとても良かった。
きちんと渡せたし、気に入ってもらえるものが仕上げられて作家冥利にも尽きるだろう。

とは言え、気にいってもらえたことがある。アルテを危険にさらすことになるとは。
こんなことでは、イレーネのような王族たちは、自分の気持ちを外に一切漏らさず生きていくしかないだろう。
一体アルテはどうなってしまうのだろうか。

[manapさんの感想 · 2021年12月2日]

イレーネ様の過去語りがなかなか壮絶で衝撃だった。それを「普通」だと笑顔で言ってのけるのもすごい。でも裏があったり何か企んだりしてるわけではないようで、そこは安心した。
お陰でアルテも無事に満足いく肖像画が描けたし。さりげに恋心の後押しもしてくるので、レオさんに告るのかな？と思ったけど、たぶんあのさらっとしたやつで終わりかな。ガチ告白されると今後一緒に仕事し辛い気もするし。
ただシルヴィオが何やら不穏な動きをしてるのが心配。

[komagoma1さんの感想 · 2020年7月3日]

イレーネにとって幽閉生活は普通のこと。一緒に過ごした母ファナを尊敬し、非常に情熱的で強い一面を持っている。全てを込めたイレーネの肖像画が完成した。

[まろんぱぱさんの感想 · 2020年2月13日]

大原さやか様のヴェロニカが楽しみ♪
アニメ化の影響もあるのか、アルテの表情と感情が分かりやすくなった気もする。

イレーネの熱い思いと情熱がヒシヒシと、あれを狂気とするには激し過ぎる気がする。
母の愛を信じ、自らもまだ見ぬ夫を愛し通すという思い。
そんな彼女がアルテに、後悔をせぬため、愛を伝える事を大事だと説く。そんな彼女に、侍女のアスセナが、言わない恋も有ると。

アルテもレオへ想いに意識が向く。
レオにアルテをその想いを精一杯の言葉で伝える。

そして、イレーネを取り巻く権謀術数に、アルテが巻き込まれそうな雰囲気です。

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[ガユウさんの感想 · 2020年2月1日]

もっとあなたのことを好きになれた。

著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」（フェローズ18号）でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」