- Amazon.co.jp ・本 (25ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251009395
作品紹介・あらすじ
両足がマヒしていると、家のなかでも、外へいくにも、車いすなしではどこへもいけません。車いすが足のかわりになるのです。これは、はじめて車いすでスーパーにひとりでおつかいにいった女の子の話です。かなしいこともあったけど、とってもうれいこともあったんですよ。
感想・レビュー・書評
-
優しさを勘違いしないようにきをつけよう
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊
その41
※9/12、番号が修正されました
車椅子ユーザーの女の子が、一人で街へおでかけするドキドキを繊細に、細やかに描いた一冊です。
興奮と心配は、車椅子じゃなくたって同じです。
車椅子の人を見ると、慣れていない人は、無意識に車椅子の人がいる、と思ってしまう。
でもこの本を読むとこの子はただ単に車椅子を使ってるというだけで、あとは単なる個性なんだな、ということに気付かされるのです。
作者は自身も車椅子の国会議員。
違う障害をテーマに、シリーズがあと2冊あります。ともれも素晴らしくできがいいです。
2022/09/12 更新 -
スーパーに行って、太ったお兄さんがあんなの車椅子をおしてくれたところに、あたたかい気持ちになりました。
-
障害を持っていても、できることは自分でやりたい。
じゃ普通ってなんだろう。
障害ってなんだろう。
まずは聞くことから。
障害に限らず勝手な思い込みは不要だな。 -
車いすの人にとって、社会の道路は案外優しくない。
-
2006年度 6年生
-
車椅子の女の子のお話。
自分は普通だよって思っているのにまわりはそうおもわないから悲しくなる女の子でしたがちょっと太っちょの男の子のおかげで元気になります。
自分自身もそういった方と接するとき、相手の気持ちを尊重することを忘れないようにしたいなって思いました。 -
アンナは自分を他の子と同じと思っている。でも町の人は特別視している。そんな中ふとっちょジギーはこう言う。「ぼくたち,ちょっとだけふつうとはちがうんだよ。だけど,ちがっていてもいいのさ。ちがっているのって,ほんとうは,とくべつなことなんだから」。健常者にも障害者にもお勧めの本。(岡田)
-
車イスの女の子がおつかいに行って
自分の扱いに対していろいろ考える話
「かわいそう」なんて言われたくないし、赤ちゃんみたいに扱ってほしくもない。
自分は同じだと思ってたけど、
実際みんなとはちょっとちがう。
でもそのちがうってことが、とくべつだと思えた
って感じかな
障害は周りが見る目と自分がどう扱ってほしいかと
そういうギャップがむずかしいなーと思います
親切なのか、余計なお世話なのか、差別なのか・・
何もしないよりいいと思うんだけど、
深く考えずにさりげなく手助けできたらかっこいいし、だれも嫌な気持ちにならないような気がするなー