こまったさんのグラタン (おはなしりょうりきょうしつ 6)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 648
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251036063

作品紹介・あらすじ

こまったさんが乗ってしまったのはヤマさんが作った模型の列車。食堂車のお客さんが注文したグラタンを作って持っていくと……。

感想・レビュー・書評

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  •  貝柱のグラタンやハムとほうれん草のグラタンが、普段家で作らないのでとても美味しそうだった

  • 汽車の中のお客さんがどんどん変わっていくところが面白かった。

  • 子どもの頃に大好きだった「こまったさん」シリーズ。

    こまったさんのファッションがザ・80年代という感じで素敵。
    駅前で小さな花屋を営む若夫婦って、今にして思えばめちゃめちゃかわいいなあ。
    「こまったわ」が口癖だからって妻に「こまったさん」なんてニックネームをつける夫もすげえかわいい。
    そしてなんで夫は「ヤマさん」なんだろう。苗字が山田とか山本で交際時代からヤマさんヤマさん呼んでたのを結婚後も何となくそうやって呼んでるパターンなのかなヤマさん……あなたもヤマさんなんじゃなくて?こまったさん……それとも夫婦別姓なのかしら……。

    なんて、本書を夢中で読みふけっていたあの頃から30年くらい経って立派なおばさんになった私などは思ってしまうんですけど、おいしそうなレシピは色褪せませんね。
    寺村輝夫先生のあとがきで披露される料理蘊蓄も面白い。

    ヤマさん模型鉄だったんだな。

  • 今回は!ついに!!
    こまったさんの旦那さま、ヤマさんが登場!!!(笑)
    ある意味困った旦那さまだけど、最後グラタン作ってくれるからよしとしよう(笑)

  • 仕事を投げ出して、電車遊びをするヤマさん…仕事しろ!と言いたくなってしまいます。今回は、ヤマさんもお料理する所があって、料理ってこんなに上手くいかない時もあるんだぞー!と言ってやりたくなりました。
    グラタン料理でもバリエーションが豊富で、あとがきのイラストでもあったんですが、かなりの○○グラタンが紹介されています。ベシャメルソースを作るのが本当に大変なので、こまったさんがやった方法が本当に失敗しにくいやつだと思いました。

  • モラハラ気質のヤマさん、ここでは汽車で遊ぶ少年気取りですか、、、不信感強めゆえに皮肉を言ってしまうな。
    グラタンは好き。

  • やまさんはほんとにこまったひとだなとおもいました

  • 図書館本。長女選定本。5歳5ヶ月、今はこの文量がちょうど良いようです。

  • 図書館本。長女選定本。5歳5ヶ月、今はこの文量がちょうどいいようです。

  • いろんなおりょうりがおえられるからうれしいです。おりょうりをもっとおぼえたいです。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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