竜王のたからもの (かいぞくポケット 6)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 311
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251037763

作品紹介・あらすじ

水平線のむこうからあらわれたポケット号そっくりの船。その船には、なんとジャン、ケン、ポンのニセモノまでのっていて……。

感想・レビュー・書評

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  • とてもおもしろくて、クスクスわらった

  • 息子7歳1ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

    鏡をつかって本を読む仕掛けがありました。

  • ケンがウミガメを助けたことから異変が始まる。
    鏡に写ったようにそっくりなポケット号が現れ、にせもののジャン、ケン、ポンも現れる。
    何とかポケット号に戻るが、船が逆さまになってしまう。
    海中でも何故か苦しくない。
    更に、ケンが自分がお頭だと言い出す。
    お頭になったケンが逆さまになった船から海底の方へ。
    それを追ったポケットはジャンケンポンを置いて行ってお宝を探しに行くにせもののポケットと出会う。
    ジャコガイを殺したポケットは乙姫様を食べようとするケンの姿をした竜王の前に連れて行かれる。
    前の冒険で手に入れたキーで乙姫様を助け、お礼に指輪をもらってほっぺにキスもされる。
    ポケットが気が付くとポケット号の上にいて、乙姫様にキスされたでしょと、アイコに耳を噛まれる。
    ジャンケンポンたちはにせもののことを知らないようだった…。

    文字が鏡文字になっていたり、逆さまに書かれていたり…。
    そういえばそんな仕掛けあったなあ、と懐かしかった。

    鏡で逆さま、上下が逆さま、手下とお頭が逆さま…といろいろなものが逆さまになる巻。
    夢オチのような感じだけれど、仕掛けもあって面白かった。

  • じゃんけんぽんポケットがなんとふたりもいて、おかしい!
    海ではいきが出来るのに、地上ではいきができない。
    不思議だなぁと思った。

  • かいぞくポケットの6作目。

    にせもののジャン、ケン、ポンが登場する。
    にせものたちとポケットとのやりとりは、子供が喜んでいたのでよかった。

    ただ、話の終わり方が急であり、もう少しわかりやすい終わり方だったらよかったかもしれない。

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著者プロフィール

1928年東京生まれ。戦後、早稲田大学に入学、早大童話会に入り坪田譲治氏の元で童話を書き始める。1956年以後王さまを主人公とした作品をライフワークとして書き続け人気を博す。作家の他、児童図書の編集、大学での児童文学や幼児教育の指導、地域の図書館創設や文庫活動、毎年のアフリカ旅行等、活動は多岐にわたった。2006年没。

「2022年 『ぼくは王さまおしごとコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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