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- Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251041951
作品紹介・あらすじ
恨みにおおわれたような灰色の空、灰色の波。それはローズの心そのままのようだった。ローズとレア、そしてトム。三人のかけがえのないひと夏の物語。ベルギー青少年図書出版社賞受賞。
感想・レビュー・書評
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あとがきより(以下抜粋)
著者のマリー・ソフィ・ベルモは、フランスのジュニア向けの女流作家で、思春期のゆれうごく少女の気持ちを、実に細やかに描くことで、フランスでは多くの読者に読まれている・・・。
レアはダウン症で言語障害があり、母親と島に暮らしている。
主人公のローズは13才。母親の都合でレアの家で過ごす事になったのだが、同い年のレアがとる行動に理解が出来ないため、嫌悪感をあらわにしたまま、島へやって来る。
島では、10才のトムという子と仲良くなる。
3人で居る時に、レアが焚き火を見て発作をおこす。
炎が恐いレアがその恐怖と向き合う姿を見て、しだいに受け止めようとしていくローズの一夏の成長を描いている。
あとがきに、重いテーマも作品が決して暗くないとあるが、著者の温かさが作品全体を包んでいて、読み終わりも心地よいものとなっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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