- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784251044242
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
1軒しかない書店の児童書コーナーが縮小されない為に、読書好き小学生の大地たちが奔走する。大地の父が作家のサイン会を呼べるつてがあったり、書店のオーナーが祖父だったり…それはちょっと出来すぎ感あるが、読書を推進するアイデア(読書リレーやポップ)はいいと思う。 今、本当に文字のある本を児童が読まないからなぁ…そこは勉強になるな。
-
アカシア書店がとても面白そうな本屋さんだから
ぜひ夢の中で行ってみたいと思いました -
子どもの活字離れも久しく、町の本屋さんの現状はこうなのかもしれない。児童コーナーの縮小を阻止しようと奮闘する小学生の物語。
-
本好き、本屋さんに好きにはたまらない。
-
本屋さんを守れ!
子どもが知恵を出し合って、街の本屋さんがなくならないように奮闘。 -
・町にある「アカシヤ書店」で、なんと児童書コーナーが減らされる…。アカシヤ書店を救うために、大地は友達と協力して、ポップやサイン会を計画します。本が好きな人にオススメ!
・主人公の目立たない大地と友達、友也は本が大好きです。そこで、アカシア書店の売り上げを10パーセントアップさせるやどうやらで、本の紹介があるからです。
・この本は、引っこしてきた主人公が、その地の本屋さんがつぶれてほしくなくて、いろいろな策を考えるお話です。人を呼びこむために考える4人は、かっこいいなと思いました。もっと本屋さんをすてきにし、売り上げをのばしていってほしいと思います。 -
宮原大地は本が大好きな5年生。近所の本屋さん「アカシア書店」の児童書コーナーは、他の書店にはない品揃えで気に入っている。去年引っ越して来て、影の薄い大地が、同級生の田口智也と友達になれたのも、アカシア書店で出会ったからだ。
アルバイト店員の若林さんや、社員の内海さんも感じが良い。内海さんの娘さんの真衣も、同じクラスの読書好きな女の子とわかった。
ところが、少し前にアカシア書店の店長が変わってから、様子が変わって来た。文具を売るコーナーが増え、児童書コーナーが減らされる方針になりそうなのだ。
内海さんと若林さんの頑張って児童書コーナーを守ろうとするも、去年より、売り上げ10パーセントアップしたら、児童書コーナーをそのままにしようという事になった。
それを聞いて、大地たちも、アカシア書店の売り上げアップの為に協力する事にした。
本のポップを作る。それは他の小学校の読書部の子達にも広がった。
1冊の本を読んだ感想をリレーのようにつなげる。10冊でゴール。
人気の小説の作家さんたちのサイン会。(ツテがあってのでかなった)
小さい子向けの絵本読み聞かせ会(図書館のボランティアの人たち)
そんな甲斐あって、売り上げはアップしているみたいだけど…
実は、大地のおじいちゃんが店のオーナー。今は経営をおじに任せているけど、おじはグループ系列のスーパーに変えようとしているのだ。大地はそれを知っても、もともと仲の良くないおじいちゃんに頼む事なく、自分たちでアカシア書店をなんとかしようとする。
さて、結果は…
今の子って、本好きなら本好きってだけじゃなくて、アウトプットして、結果が求められる社会に生きてる。
いや、私たちおとなもそうなんだけど。