エコエコアザラク (1) (少年チャンピオン・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253033619

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は、黒魔術を使う。1話完結が多かった気がする。最後は、「エコエコアザラク・・・エコエコアザラク・・・」と言いながらどっかへ・・・少年チャンピオン黄金期を支えた作品の1つ。

  • 女子中学生---その名も”黒井ミサ”が黒魔術で悪い人を懲らしめるマンガ。
    「魔術に不可能はないわ」

    思いっきりブラックの世界。

    牧神パンに似たヤギっぽい悪魔、ペンタクル、ブードゥー教とか、サッカーの試合で呪術をかけるシャーマンとか。

    参照文献に、澁澤龍彦「黒魔術の手帖」なんて書かれてると、お!と思いますね。

    「カードで調べておいたから、すべて分かってるのよ!」な~んてセリフもあり、そりゃあ、子どもが読んだら、タロットがほしくなること間違いなし笑。

    カードの絵は、ウエイト版もマルセイユ版も、トートタロットまで出てきて、思いのほか凝ってます。

    アレイスター・クロウリーの名前も何回も出てくるんですよ。ミスタークロウリーといえば、、へヴィメタでも歌われて・・・(どうでもいい話ですが)

    にしても、昭和の漫画は エグイ・・・。懲らしめるったって、お灸をすえるどころじゃなくて、容赦なくあの世行きですから。。

    まったく人間とは欲深いなぁと思わせられるのと、欲をかくなら、それだけの覚悟がないと逆にやられるんだねってとこがとってもコワ~~イ漫画でございます。

    人を呪わば穴二つ。

    エコエコアザラク エコエコザメラク と唱えながら去っていく、ミサの後ろ姿がね。いい~~

  • あっさりホラー

  • 誰が買ったのか、なぜか子供の頃からあった漫画。
    はじめのうちこそ理不尽恐怖漫画だったけど、いつの間にやら学園ホラーギャグ漫画になっていた気がする。
    おかあさんのキャラが好きだったなあ。でも最初の設定だと両親は人形サイズ(顔怖い)だったんだよね…

  • 完成度の高い王道恐怖漫画。何度でも読み返したくなる名作。

  • 授業中、スケバンが
    主人公・黒井ミサめがけて
    投げつけたナイフが、教科書を貫通して
    喉に刺さるシーンが印象的でした。
    毎回、新しい中学に転入→気に入らない人物発見
    →呪い殺す→転校という展開も
    実にシュールでいいですね。
    くそまじめな絵が滑稽でツボを押されまくりました。
    早く続きを借りなきゃ。

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著者プロフィール

■古賀 新一(コガ シンイチ)
1936年福岡県生まれ。中学校卒業後、会社勤めの傍ら独学で漫画を習得し、21歳で上京。
貸本向け単行本などで活動を始めたのち、1964年に『週刊マーガレット』にて『白へび館』の連載を開始し、以降少女向けホラー漫画家として人気を博す。
1975年に始まった『エコエコアザラク』は、『週刊少年チャンピオン』を皮切りに『月刊少年チャンピオン』『サスぺリア』など複数の掲載誌での長期に亘る連載に加え、数度のテレビドラマ・映画などの実写化も行われた代表作となる。
2018年3月1日、病気のためこの世を去る。

「2019年 『小説 エコエコアザラク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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