- Amazon.co.jp ・マンガ (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253104579
感想・レビュー・書評
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家には9巻までしかなかったので,てっきり9巻で終わりかと思っていたら,なんとも中途半端。そこでググってみると,なんと15巻まで出ているではないか。神さんが昔読んだ本だということで,途中で読むのを止めたらしい。仕方ないので,15巻まで手に入れることにした。で,10巻目。
光くんは,いよいよ6年生になる。当然,次は中学校。どこの中学校に進学するのか,またまたご両親はいろいろと悩み,奮闘する。
新しい担任は,若い元気な男性。やる気満々なのだが,それが空回りすることが多い。教師としてのプライドもあり,若い教師が陥りがちな姿をうまく描いているように思う。
いつの時代にも,事なかれ主義の意見が強く出る。特に責任者に近い人たちは「なるべく穏便に…」ということになる。光くんの両親は,一生懸命,小学校同様通級で通えるような中学校への進学を求めるのだが,なかなか理解を得られない。「振り出しに戻る」つらさを感じながら,なんとも願いを届けようとする。
さて,いよいよ11巻からは中学校だ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.4.30
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高学年編&プレ中学校編。
光くん、6年生から中学入学まで。
新しく赴任してきたあさがお教室担任の赤松先生もなかなかむずかしかったけれど、なんだかんだでぶじ卒業にこぎつけた。この物語のいいところは、一見ひどい人物に見えても、大抵の場合にはなにか情状酌量の余地ありなところ。
光くんも含めて、同級生たちの進路選択の話も。小学校入学時にちょっとトラブルのあった片倉絵理ちゃんの家族(父親のDV)にひさびさにまたスポットがあたっている。
中学は、とりあえず専門の先生がいて心配の少ないスタートになったけれどこの先どうなるのか…次女世代(高学年)から長女世代(中学生)の話へ、続きが気になる。 -
光くん、小学校から中学校へ。
自分の子どもをより良い学校へ通わせたいと思わない親はいない。
でも、光くんの両親のように、忙しい中いろんな情報を吟味して納得する学校を選び、通うために周りを説得するというのは、大変なこと。
なかなかできることではない。 -
2012.5月上旬 市立図書館
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良い学校を見つけ、就学指導でまた苦労するも無事光君、中学校進学。周りの受験をした子の悲喜こもごもも描きつつ、赤松先生もよくなってきて、光君もバス通学の特訓に入る。
よく入学拒否で裁判になるケースなどを見ると、学校側が設備や指導教諭の不備などで学校に敬遠されたりして希望通りにいかないのかな、と思っていたけど、その前段階にこんな判定や指導があるということを初めて知った。 -
光くん、中学生になります。
また違ういろいろなことが起こってくるんだろうな。
2010.4購入 / 2010.4.18読了 -
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