ヤコとポコ(3)(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと! )

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 80
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253130387

感想・レビュー・書評

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  • 待ちに待った3巻。

    何気ないセリフ、コマの1つ1つは勿論の事、ヤコがペンネームと掲載誌への拘りが明かされる第21話、重版のお祝いにポコが電車の玩具を買ってもらう第23話、自分の作品に対する考え方がヤコと同じの新キャラクター 大城戸ランが登場する第24話は読んでいて相変わらず涙腺は緩みホロホロ、ハラハラと涙を流している。

    でも1、2巻で抱いた結末を予想させる様な不安要素が今回の3巻には無い。
    と、思ったら第27話での「革命」とダメ、てきとう、かんぺきモードの更に上のかみさまモードのロボットについて語る解説者のコメント、ヤコの寝言に自分の予想を上回るかもしれない結末の伏線ではないのでは?という新たな不安を抱いてしまった!
    かみさまモードを造った博士のセリフに若干の救いがある様な気もするが、一度抱いた不安は簡単には消せない。

    4巻ではそんな不安が無駄になる様な展開になる事を期待して止まない。

  • 今回のヤコちゃんはいつもにも増してきつそうな性格になってた気が…。頑固で負けず嫌いなんだなぁ。

  • ついに「革命」の内容が明らかになった。

    あまりにもゆるい世界設定だけど、それには意味があるということをきちんと納得させる要素もある。

    ポコ視点でゆるい日常系まんがとして読むことももちろんできるし、
    漫画家の矜持に感銘を受けることもできるし、
    ディストピア/ユートピア系のSFとも読めるんだよなあ。
    悦子すごい。

  • 「つまらなくなってきたって言われてもなぁ」「私は私が面白いと思うようにしか描けないし…」「謝るつもりもないし…」「残念だな ほんと…残念としか言いようがないや」「自分の絵がこの世で一番好きです 私にしか描けない背景があるし 私にしか引けない線がある」「だから私の漫画は背景の隅々まで 私が描かなければならないのです」「でも 読者はそんなこと気にして読んでませんよ?」「私だって私の漫画の読者です 私が許さない」漫画家としての矜持や姿勢、この世界観の利便性への反感からラフスケッチから自動線画するWebサービスを思い出して色々と思う。

  • 素敵が詰まったほんわか漫画だけどバチバチやってる感じもあって、ほんと独特の世界観があっていい漫画。もっと!

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