BLACK JACK (13) (秋田文庫 1-13)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253169936

感想・レビュー・書評

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  • 泳ぎたがるピノコの「水とあくたれ」の話とかアニメ作者の「動けソロモン」など夢をめざす人の話が好きです。
    人情がいい「幸運な男」なんかも好きな話。

  • わたしの理想の男性がここに☆笑

  • 『水とあくたれ』『海賊の腕』『本間血腫』などが収められています。この巻は地味だけどわたしのお気に入り作品がたくさん収められています♪
    例えば『小うるさい自殺者』。BJとキリコが意外と仲良くなってるのがイイ!
    BJが小道具と作り話しで、訳ありシングルマザーの自殺を思ぃ留まらせる『山小屋の一夜』もイイお話しだし、『気が弱いシラノ』も手塚治虫の大好きな名作『シラノ・ド・ベルジュラック』のパロディで、あのBJが恋愛カウンセラーも見事にこなしているのが面白ぃ♪

  • 義手になる少年、若い肉体に整形する老婆、シラノのオマージュ、母子ともども取り替え……
    わりと懐かしいエピソードが満載な気がする
    しかしブラックジャック先生のメタ発言オチはちょっとずるいよね

  • 手塚治虫作品の中で、かなり有名な作品。
    一読はしておかねばと思い、読了。

  • 義手を付けた体操が得意だった子の話、全身が揃ってる奇形嚢腫の患者が来る話、ミイラを手術する話、自殺未遂の男がキリコのところで同室になった子のために生きることを選ぶ話、など。

    自殺を思い止まらせる話で、小鳥のダミーを用意してるなんてちょっと微笑ましいかったです。

  • 【再読】
    「──私かね だれよりも命を大事にしてる男さ フフフフフ」

    今巻は「自己嫌悪」にまつわる話が多かった気がします。分かりやすい例が「スポーツ=生きがい」で、これを失ってしまったら死んだようなものだ、と絶望する患者たちに、ブラックジャックが様々な形で救いの手を差し伸べていきます。他にも、今巻には自殺を図る登場人物も登場し、「生きていくのが厭になった」「苦しむくらいなら死んだ方がいい」と、やはり自己嫌悪に陥っています。しかし、ブラックジャックとの関わりを通して、その人たちは再び歩み始める。これぞブラックジャック! というストーリー! 大好きです!

    (特に好きなお話3つ)
    『小うるさい自殺者』
    『気が弱いシラノ』
    『幸運な男』

  • 人工心臓 ピノコ…バレンタインデーってなんだっけ… 原始的な徒手技術 腸が壊死えしネクロージス 憮然呆然としたものです 人生の一時期、特に十代の半ばから終わり頃の間、人は誰でも、心の中に一人の居候を同居させています。 つうよう痛痒も感じず 物語を紡ぐ作家が素晴らしい仕事をした時 そういう空き部屋があるからこそ理解できることがある 「死」は手加減せずに襲い来るのだ、神だか運命だか知らないけど、この世をす統べている何者かは、それほどに無慈悲で非情なものなのだと、感じて欲しいと思います。でも、それだからこそ「生」は素晴らしい。「命」は尊いのです。 ここでもやはり、作家・手塚治虫は「年月」に対して勝利を収めているのです。それも揺るぎない勝利を。 宮部みゆき

  • 死んででももう一度銀幕にたちたいという年老いた女優の夢。結局はその前に交通事故でなくなってしまい、ブラックジャックは骨に肉づけをした模型を映画に撮らせる。ある意味で残酷な話。

  • ミイラの呪いをはじめ、不完全燃焼の結末の話が多かった。

    ブラック・ジャックはついに、宇宙人までも治療してしまったッ!

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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