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- / ISBN・EAN: 9784253228947
感想・レビュー・書評
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入間の両親の顔が描かれてないのは何かあるんだろうか。
単純に考えれば入間自身のトラウマの具現だから顔が描写されないのだろうが、回想を読む限り息子を都合よく扱って金儲けしてたクズ両親で、何の擁護の余地もないのがひっかかる。
いや、子どもに愛情を持ってない両親なんていくらでもいるだろうが、この漫画でただそれだけなのだろうか?
入間やその周囲の人々が、非常に人間臭く(悪魔にいうのもどうかと思うが)愛すべきキャラとして描かれているだけに、「絶対的な悪役」として両親にヘイトが集中すると、「本当にそうなの?」と勘繰りたくなる。
「お金と引き換えに売り飛ばした」というのもサリバンから一方的に語られただけだし、入間を手放した理由や、息子を酷く扱った理由とか、両親側から語られることはないのだろうか……
本当の本当に、人間的に何の救いもないただのクズの可能性もあるが、まがりなりにも入間の肉親で彼の最大のトラウマとなってる存在なので、将来的に両親と対峙→決別も見てみたい。
本編は入間の成長を感じられる熱い展開。
ラストの不敵なコマといい、本来の彼は性格チェンジした時の方が近いのだろうか?人間界に転生した魔王とかなのかなあ……
話変わるが、問題児クラスの消えたクラスメイトが気になる。
「プルソン・ソイ おかっぱ頭の男子生徒。バビルス1年生。位階はベト(2)。無関心な性格で、入間たちクラスメイトとの接点はあまりない」とウィキにも載っており、初授業の出欠の回にもいたのだが、その後に一切登場せずアレ……?ナベリウス先生の家庭訪問や期末、教室移動の時もいなかったような……?
問題児クラスの面々はみんないいキャラしてるし、それぞれの性格や背景が掘り下げられて愛着が湧いてきたのだが、彼だけ最初からいなかったようにスルーされてるのがとても気になる。
まさか作者に忘れられた……いなかったことにされた……?
いくら周囲に無関心な性格といっても、教室や集合時にいないのは不自然だし、不登校なのかな……でも不登校になりかけたピケロを、ゴエモンがわざわざ迎えにきた位だし、入間や他の生徒のおせっかいな性格からいっても、一人でいる子をほっとくとは思えないんだけどな……?
って考えだしたらどんどん気になってきて止まらない。
問題児クラスが仲良くなればなるほど、彼だけ仲間外れにされてるっぽいのが気になるし、そもそも問題児クラスにそんな不自然なモブいる??出てきた以上は出てきた意味があるんだよね???
ってゆーか問題児クラス全員が上位への進級を課題にされてコーチを付けられたけど、彼は一体どうなるんだ……
存在感を限りなく消してるのも実はスパイとか伏線ならいいのだが、本当にただ忘れられてるだけだったら、「問題児クラスの連中めっちゃいい奴らだけど一人スルーされてるんだよな……」っていちいち思い出して複雑な心境になる。
現在のエピソードでは語られないだろうが、合唱祭など二学期のイベントで彼の存在にも触れてもらいたい。 -
入間くんとリードが再び!
と言っても別行動が多いので一緒感は薄いですがw
今回は入間くんにとって最大の試練と自分と向き合うシリアス回もあり面白かった〜