きみを死なせないための物語(5) (ボニータ・コミックス)

著者 : 吟鳥子 中澤泉汰

• 秋田書店 (2019年4月16日発売)

感想・レビュー・書評

[ちぴゆきさんの感想 · 2022年1月13日]

ターラとは契約解除されたアラタ
海を研究しているキュヴィエ博士はターラにプロポーズしたりと怪しい動き
孤独になったジジ
コクーンに疑問を抱くルイは憤怒する
ルイを正気に戻した方法がみんなの妄想通り
何者かに破壊されるダフネー部屋
アラタ掲示板を見てターラの想いを理解するアラタ

[すがきちさんの感想 · 2019年10月28日]

1巻から5巻まで一気に。5巻読み終わった瞬間の気持ちは「gaiaちゃーーん！？！？？！！！」(笑)
話の概要を知った時から絶対に好きだろうなと思っていたけど本当にすっごく好きな世界観でした。
タイトルの「きみ」はジジのようなダフネー全体のようないやいやこのコクーンに生きる誰にでものような。
アラタはターラには全く恋心が無くターラの報われない片恋だとばかり思っていたので天上人になってからの心情描写に胸をわしづかまれっぱなしです…そして腐った気持ちはシーザー様を仰いでる…有難うボニータ有難う…。まだまだ謎だらけのこの先が楽しみ。

[mgsaekiさんの感想 · 2019年9月16日]

アラタがテクノクラートになったところから。

アラタの目的は何だろう？
「神」になってこの世界の仕組みを知ること？
そんなに簡単に知れるのか？

タイトルの『きみ』はジジ、もしくはダフネー症の誰かのことかと思っていたけど、そうでもなくてネオテニーのことだっり旧人類のことだったりするのか？

契約社会なだけに色々な人の策略と駆け引き、打算が見え隠れして不穏な雰囲気。
最後の方で嫌な人達が続けて出てきたので読後感が悪い…

でと「先生」やら「郵便屋」と呼ばれてる人の存在も気になるし、続きも読みます。

しかし天上人の双子の憲兵は気持ち悪い顔してるなぁ…

[あさひさんの感想 · 2019年8月18日]

居住空間も資源も限られたコクーンで長寿のネオテニイ、短命のダフネーが産まれる意味とは？
コクーンが作られた本当の目的は？
アラタがテクノクラートになったのは「真理」を知るためだった。
ターラの覗きばかりしてるように見えるのは、たぶん気のせいだよね…。

[komaさんの感想 · 2019年4月21日]

哲学的でいて、セリフの量も１冊で重量感がすごい 。次巻は秋頃

[こにょさんの感想 · 2019年4月19日]

さて、分かりやすい悪役が出てきた。
物語はどう転ぶかな。

[果糖さんの感想 · 2019年4月18日]

このタイトルでこの展開は熱すぎます。予想もつかん。

著者プロフィール

吟鳥子：漫画家。
2005年、ウィングス（新書館）に掲載された「ある幸福な人の噺」でマンガ家デビュー。2016年から2020年にかけてミステリーボニータ（秋田書店）で発表した「きみを死なせないための物語（ストーリア）」は、「このマンガがすごい！2018」オンナ編の第7位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」の第4位、「2021年 第52回星雲賞」のコミック部門を受賞した。そのほかの作品には、「アンの世界地図～It's a small world～」など。

「2022年 『架カル空ノ音 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」