世界の文字大事典

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  • / ISBN・EAN: 9784254500165

感想・レビュー・書評

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    「古今東西のあらゆる文字体系を集大成し歴史的変遷を含めて詳細に解説。
    〔内容〕
    文字学/古代近東(メソポタミア、エジプト他)/解読(原エラム、インダス他)/東アジア(中国、日本、朝鮮他)/ヨーロッパ(フェニキア、ギリシア他)/南アジア(ブラーフミー、デーヴァナーガリー他)/東南アジア(ビルマ、タイ、クメール他)/中東(ユダヤ、アラム、イラン他)/近代(チェロキー、西アフリカ他)/諸文字の用法と応用/社会言語学と文字/二次的表記体系(数、速記、音声他)/押印と印刷」

  • ■細目次
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    https://gyazo.com/459e67ffde424bf03c3356a8d0ba78f5
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    第1部 文字学(グラマトロジー)
    ・序論
    ・1 諸文字体系の研究
    ・文字学
    ・文字研究の歴史
    ・諸文字体系の類型的分類
    ・文字体系の研究
    ・関連する事項
    第2部 古代近東の各種文字体系
    ・序論
    ・2 初期文明
    ・文字の「先駆者たち」
    ・相互関係
    ・アルファベットの意義
    ・未解読文字体系
    ・3 メソポタミアの楔形文字
    ・起源
    ・シュメール語とアッカド語
    ・基礎的な楔形文字音節表
    ・その他の言語
    ・4 古代エジプトの文字
    ・聖刻文字(ヒエログリフ)
    ・神官文字(ヒエラティック)
    ・民衆文字(デモティック)
    ・メロエ文字
    ・5 碑文セム系文字体系
    ・青銅器時代の文字体系(前2000~前1200)
    ・鉄器時代以降の文字体系(前1200以降)
    ・様々な文字資料群にみられる顕著な傾向
    ・イベリア文字体系
    ・その特徴
    ・字母目録と解説
    ・問題点
    ・ベルベル文字体系
    ・古代ベルベル文字
    ・イスラム時代の沈黙と現代における使用
    ・6 アナトリア・ヒエログリフ
    ・使用例と歴史
    ・一般的な特徴
    ・文字
    ・7 エーゲ海の諸文字体系
    ・線文字B
    ・キプロスの諸文字体系
    ・ミノア線文字A
    ・絵文字式あるいはクレタ・ヒエログリフ式文字体系
    ・ファイストスの円盤文字
    ・8 古代ペルシア楔形文字
    第3部 解読
    ・序論
    ・9 解読の方法
    ・解読の類型
    ・解読の過程
    ・解読についての記述
    ・10 原エラム文字体系
    ・解読の歴史
    ・原エラム文字体系と文書の基本的な特徴
    ・11 インダス文字体系
    ・歴史的背景と発展
    ・解読への様々な障害
    ・諸特質
    ・解読の現状
    ・12 マヤと他のメソアメリカの文字
    ・表語/音節文字
    ・体系化した絵画システム
    ・13 イースター島のロンゴロンゴ
    ・解読の進歩
    ・解読への言語学的なアプローチ
    第4部 東アジアの文字体系
    ・序論
    ・14 古代中国の文字
    ・独体字
    ・合体字
    ・15 現代中国の文字
    ・中国語諸方言との関係
    ・文字改革
    ・16 日本語の書記体系
    ・漢字
    ・平仮名と片仮名
    ・ローマ字
    ・その他の文字要素
    ・テクストの向き、句読法、および構成
    ・結論
    ・17 朝鮮の文字
    ・朝鮮における漢字
    ・ハングル:概説
    ・文字記号
    ・正書法と字母の形
    ・ハングルと他の文字体系との関係
    ・18 内陸アジアの漢字型文字
    ・西夏文字
    ・契丹と女真
    ・19 彝文字
    ・古彝文
    ・規範彝文
    ・20 アジアの書写芸術
    ・漢字の比較対照表
    第5部 ヨーロッパの諸文字体系
    ・序論
    ・21 フェニキア文字の西遷
    ・地理的・時期的諸特徴
    ・言語学的特徴
    ・問題点
    ・留意事項
    ・22 ギリシア・アルファベット
    ・文字記号
    ・識別記号と句読点
    ・数詞
    ・アナトリアの諸アルファベット
    ・プリュギア語
    ・パンフィリア語およびシテ語
    ・リュキア語
    ・リュディア語
    ・カリア語
    ・他の諸言語
    ・コプト語アルファベット
    ・ゴート語アルファベット
    ・主要特徴
    ・23 イタリアの諸文字
    ・エトルリア文字
    ・イタリアの他の言語と文字
    ・24 ラテンアルファベット
    ・古代ローマの諸文字体系
    ・地方の書体
    ・島嶼の諸字体
    ・カロリング小文字体
    ・諸ゴチック書体
    ・フマニスト文字
    ・16世紀以降の草書体
    ・印刷された言葉
    ・25 ルーン文字体系
    ・後代の変化
    ・26 オガム文字
    ・文字体系
    ・27 スラヴのアルファベット
    ・歴史的背景
    ・初期アルファベットの字形と音韻的適合
    ・グラゴル文字のその後
    ・キリル文字のその後
    ・ロシア語の正書法と音韻表記法
    ・28 アルメニア語のアルファベット
    ・文字記号
    ・文字(記号)と音声の対応
    ・正書法の変化と文字体系の改革
    ・29 グルジア語のアルファベット
    ・音声と文字の対応
    ・ムヘドルリ体の発展
    第6部 南アジアの文字体系
    ・序論
    ・30 ブラーフミーおよびカロシュティー文字
    ・文字の構造
    ・言語的背景
    ・文字の働き
    ・ブラーフミー文字の起源
    ・文字のその後の発展
    ・31 デーヴァナーガリー文字
    ・文字体系
    ・特殊性
    ・文字と発音の対応
    ・他の諸文字との関係
    ・32 グジャラーティー文字
    ・文字
    ・特別規則
    ・33 グルムキー文字
    ・子音
    ・母音と弁別文字
    ・声調
    ・34 ベンガーリー文字
    ・デーヴァナーガリー文字との文字目録の違い
    ・文字と発音との対応
    ・子音連続
    ・35 オリヤ文字
    ・文字
    ・結合子音字
    ・オリヤ文字の特徴
    ・36 シンハラ文字
    ・文字
    ・文字と発音の関係
    ・37 カンナダおよびテルグ文字
    ・文字
    ・特殊性
    ・文字と発音との関係
    ・38 マラヤーラム文字
    ・39 タミル文字
    ・歴史的背景
    ・記述
    ・タミル語音韻表記における妥当性
    ・正書法の傾向
    ・40 チベット文字その派生文字
    ・記号と特徴
    ・その他の特徴
    ・レプチャ文字
    ・パスパ文字
    第7部 東南アジアの各種文字体系
    ・序論
    ・41 ブラーフミー文字体系の東南アジアへの拡散
    ・文字の始まり
    ・インド諸文字体系の土着化
    ・42 ビルマ文字
    ・歴史
    ・文字記号
    ・全体的特徴
    ・発音
    ・その他の各種記号および改変
    ・43 タイとラオ文字
    ・発展
    ・子音文字
    ・母音記号
    ・声調規則
    ・数字、およびその他の文字記号
    ・44 クメール文字
    ・文字記号
    ・諸対応関係
    ・句読点、および数字
    ・45 島嶼東南アジア文字体系
    ・構造と歴史的連続性:ホールの図表
    ・島嶼東南アジアの文字体系の文化的使用
    ・興味を引く事例:フィリピン諸島ミンドロ島のハヌノオ文字
    第8部 中東の文字体系
    ・序論
    ・46 ユダヤ文字体系
    ・フェニキア文字からアラム文字、そしてユダヤ文字へ
    ・子音から母音へ
    ・中世における文字体系の規範化
    ・47 アラム諸語のためのアラム文字体系
    ・古典シリア文字
    ・現代アラム文字
    ・マンダ文字
    ・48 イラン諸語のためのアラム文字体系
    ・正書法の諸原理
    ・帝国アラム文字からの発展
    ・エストランゲロ体シリア文字からの発展
    ・ネストリウス体シリア文字からの発展
    ・49 アルタイ諸語に用いられたアラム文字
    ・古代チュルク人のルーン型アルファベット
    ・ウイグル・アルファベット
    ・ウイグル人のマニ文字体系
    ・モンゴル文字体系
    ・トド(明瞭)文字体系
    ・満州アルファベット
    ・ブリヤート・アルファベット
    ・キリル文字体系
    ・50 アラビア文字
    ・基本字母
    ・形態音韻論的な表記
    ・任意に用いられる記号
    ・アラビア文字体系の短所
    ・ディヴェヒ文字
    ・文字記号
    ・51 エチオピア文字
    ・子音
    ・母音
    ・字母あるいは字体
    ・数字
    ・エチオピア文字の書法
    第9部 近代に創案された文字
    ・序論
    ・52 文字の創案
    ・技巧的な文字体系創案
    ・素朴な文字体系創案
    ・文字の起源
    ・53 チェロキー文字
    ・チェロキー音節文字とその配列
    ・チェロキー文字の用例
    ・チェロキー文字の音声と綴り
    ・音節文字の用法
    ・54 西アフリカの文字体系
    ・ンコ・アルファベット
    ・ヴァイ文字
    ・55 クリー音節文字体系
    ・アルゴンキン音節文字
    ・イヌイット(エスキモー)諸語のための諸文字体系
    ・亜北極圏アサバスカン諸語のための音節文字
    ・56 ムンダ諸語のための文字体系
    ・ソラ・ソムペン文字
    ・オル・チェメテ文字
    ・ホ文字
    ・57 パパウ・フモン文字
    ・文字体系の特徴
    ・文字
    ・使用状況
    第10部 各種文字体系の利用と応用
    ・序論
    ・58 機能的分類
    ・文字体系の機能の種類
    ・汎用の文字体系 対 特殊用途の文字体系
    ・用語の問題
    ・機能との関係による諸文字体系の構成
    ・文字体系の多種多様性
    ・機能の種類はもっとあるのか
    ・結論
    ・59 ラテン文字体系の応用
    ・ロマンス諸語
    ・ゲルマン諸語
    ・ケルト諸語
    ・東欧と南欧の諸言語
    ・アフリカ諸語
    ・ベトナム語
    ・60 キリル文字系アルファベット
    ・スラヴ諸語
    ・非スラヴ諸語
    ・61 ヘブライ文字体系の応用
    ・「ユダヤ諸語」もしくは諸ユダヤ民族方言
    ・ユダヤ・アラビア語
    ・ユダヤ・スペイン語(ラティノ語)
    ・イディッシュ語
    ・62 アラビア文字体系の応用
    ・アラビア文字の広がり
    ・アラビア文字の小規模応用
    ・アラビア文字系文字体系の一般的性格
    ・イスラム教圏諸文語の文字体系
    第11部 社会言語学と文字体系
    ・序論
    ・63 ドイツ:文字体系と政治
    ・64 二文字体系併用のセルビア・クロアチア語
    ・65 南アジア:文字体系の併存
    ・66 キリスト教宣教師の活動
    ・67 ソビエト連邦内およびその後における文字改革
    ・文字体系の切り替え
    ・同一文字体系内の改革
    ・ソ連以後の発展
    第12部 二次的表記体系
    ・序論
    ・68 技術としてのアルファベット
    ・人は書き方をどのように覚えるのか?
    ・アルファベットの文字順
    ・文字の名称
    ・さまざまな目的に用いられる文字体系構成要素
    ・69 数の表記法
    ・数の表記法の先祖
    ・古代近東
    ・南アジア・東アジア
    ・古代ギリシア・ローマ
    ・0~9
    ・文献案内
    ・70 速記
    ・歴史的概観
    ・速記類型論
    ・71 音声表記
    ・国際音声字母(IPA)
    ・他のアルファベット式表記法
    ・図像式表記
    ・線形表記と変動数値表記
    ・非アルファベット式表記
    ・要約
    ・72 音楽表記法
    ・ピッチ(音高)
    ・音の長さ
    ・ディナーミク(強弱法)とアーティキュレーション(発声法)
    ・構造
    ・記譜法の変形
    ・73 動作の表記法
    ・ヨーロッパでの歴史的発展
    ・全般的な動作譜(スクリプト)の出現
    ・人間の動作表記における諸問題
    第13部 押印と印刷
    ・序論
    ・74 アナログおよびデジタル文字
    ・二分法
    ・歴史
    ・人々
    ・諸機械
    ・諸結果

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著者プロフィール

1928-2006年。東京生まれ。東京外国語大学フランス科卒、学習院大学文政学部哲学科卒。アジア・アフリカ図書館館長。著書に『文字学の楽しみ』『解読---古代文字』など多数。訳書に『文字』『シャンポリオン伝(上下)』、監訳書に『文字の世界史』『王家の谷』『ピラミッド』など多数。

「2015年 『古代エジプト文字ヒエログリフ入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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