- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255001616
作品紹介・あらすじ
Wムラカミ(村上春樹、村上龍)のめざましい登場から25年。80‐90年代の作家たちは、どんな認識と世界観をつかみとり、伝えているのか。「ポストモダン文学」「渋谷系」「J文学」…、勝手なくくりをはずして読み込んでみれば、おどろくべき文学シーンが見えてくる。日本文学はこんなにも面白い。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
Wムラカミ(村上春樹、村上龍)のめざましい登場から25年。
80‐90年代の作家たちは、どんな認識と世界観をつかみとり、伝えているのか。
「ポストモダン文学」「渋谷系」「J文学」…、勝手なくくりをはずして読み込んでみれば、おどろくべき文学シーンが見えてくる。
日本文学はこんなにも面白い。
[ 目次 ]
第1章 村上春樹と村上龍―70年代後半という時代
第2章 「ポップ文学」と「ポストモダン文学」―80年代文学の迷走
第3章 渋谷はもう戦場だった―90年代前半の「風景」
第4章 「J文学」の廃虚を超えて―90年代後半のリアル
第5章 オンナコドモの共闘は可能か?―21世紀日本文学の行方
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
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2002
1970年代以降の日本文学を俯瞰。 -
卒論参考文献。
「二人のムラカミ」以降の日本文学を考える、佐藤可士和が装丁を手がけてるって言うお洒落なサブカル本。
サブカル本って感じなだけあって、スラスラ読める。
専門性も低い。
まぁでもWムラカミ登場の衝撃っぷり、革命っぷり、そしてWムラカミ以降の日本文学を知り、考える入門書にはちょうどいいかも。
さらに、やっぱり高橋源一郎、阿部和重は日本文学を語る上ではずせないんだなって再確認。