ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法 (カルチャー・スタディーズ)
- 朝日出版社 (2008年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255004402
感想・レビュー・書評
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ここまでストイックにできないけど、古くからあるヨガは豊かになりすぎた現代人に、人としてのあり方を思い出させてくれるものだとわかった。
消費が豊かさではないのだ。
何もないところで、自分の内面を見つめる。そうすれば満たされるのかもしれない。
家に置いておいて
ときどき読み返したい本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヨガに興味をもった人が最初に手にする一冊としては、本書が最適なのではないか。
その人のレベルに応じて、ヨガに親しんでいけばいいというスタンスが心地よい。 -
アシュタンガヨガのイメージが強く敬遠していたところがあったが、"ヨガ"というものを著者の体験に伴う理解で言葉にしてくれていて、とても読みやすかった。
今回は図書館で借りて読んでいたが自分のものとして繰り返し読みたいとおもう。 -
著者の作品は初めて読んだ。
今回初めて知った著者だが、結構有名な人なのね。
著者のヨガとの出会いから、ヨガのある生活を描いている。著者の経験からくる体の整え方と自身との対話を知ることができ、ヨガの良さを知ることができた。 -
ケンハラクマ大先生の本。
ヨガをしだしたきっかけになった思い入れのある本。
いつでも読み返したい。
書籍で持っておきたい本。 -
ヨガとの向かい合い方が分かった気がした。ポーズに囚われすぎてはダメ。呼吸がなにより大事。
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アシュタンガヨガの第一人者ケン・ハクラマさんの反省と人生観が詰まった本。
ヨガを仕事にする前の人生はそれなりに充実していたはずなのに、小さな気づきを見つめ動き出し、今の生活があるそう。
すごく器用なケン先生でもヨガと向き合い習得していくのに10年近くかかっています。また、生活習慣・食も変え体と向き合っているからこそ発する言葉に重みがあります。 -
ヨガの先生の言わんとしていることが理解できるようになる。
ただヨガをするだけではなく、そのマインドを知ることで何かが見えてくるのかも。 -
シンプルにそして力強くいきたい。
呼吸。いつでもお金をかけずに実践できる。
緊張していると、いつもは気にかけていない呼吸を整えるのも一苦労なんですけど。
これができるようになったら、いつでもデーンと構えていられそう。 -
ヨガは「マインドをシンプルにする」ための修練。
苦悩、羨望、嫉妬、怒りなどの複雑な感情のうねりのなかで埋もれがちになってしまう大切なもの。
それを見つけ出し保持するために、余分なものをできるだけ取り払い、シンプルなマインドを目指す。
日常で、何か欲望がおこってしまったら、「欲望がなくなるように」とマントラを唱えながら、同時に正直な欲望にしたがい、実現させる行動もする。との著者のアドバイスは、とりくみやすく参考になる。
くり返しすことでエゴが消え「無」となり、色めがねをはずして物事を眺めることができるようになる。
全てのことをまっさらな状態で味わうことができる。
ヨガのプラクティスにおいても同じ訓練ができる。
苦手なポーズに対して、痛いけどここまではやろう、という繰り返しでいつか痛みなく、そのポーズがとれるようになる。
痛みのないポーズの中でそのポーズの状態を初めて深く味わうことができる。
呼吸については、意識して「吸う」、「吐く」を同じボリューム、同じ長さにする。
呼吸する度、自分の体内と宇宙の間で「拡がる」「縮む」が繰り返されている。
それを感じながらエネルギーの交互作用を実感する。
ヨガは、いつでもどこでも道具なしで実践でき、また、ヨガで得たことは、生活のあらゆる場面で応用できる。