- Amazon.co.jp ・マンガ (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257904342
感想・レビュー・書評
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伊藤潤二氏の作品『死びとの恋わずらい(2001)』の完全版を読了。 伊藤潤二氏の作品はほんと怖い。 ここ数カ月前から・・・どの漫画から読もうか迷ってました。 この作品のタイトルと表紙に惚れて。いざ読んでみたら・・・ 傑作っすね。 あの人たちの描写とかストーリー進行とかほんとすげー。 改めて・・傑作ですね!!
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交差点を通りかかった人に質問をし、その答えで占う「辻占」。主人公が戻ってきた故郷の霧深い街では、そんな占いが流行していた。しかし辻占を行っていた女性が次々に自殺する事件が発生する。そこに必ず必ず現れたのが、「四つ辻の美少年」と呼ばれる男だった……。
主人公が四つ辻の美少年を追って奮闘する様を軸にしていて、ホラーではあるがややミステリ寄り。なので読みやすい。加筆されたという最終話があるとないとでは大違いで、これによってお話としてのオチがきっちりついたように思う。 -
「死ぬほど好きー!!!」「だったら死ね」
黒服の彼の美しさとカリスマ、ファンの集団狂気は怖いけど笑える。 -
ラストの描写力は圧巻。終始どんよりと重たい霧を纏っているのに強烈な生々しさがある作品でした。後日談も違った趣があって良かったです。
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黒服の青年の冷酷極まりない様子、自分のために死んだ少女の霊たちに「俺のために死ね 何度でも死ね」と笑いながらいう、そんな雰囲気が好きなのさ。
そして、そんな黒服の青年が流す一筋の汗が秀逸すぎる。だからこそ「完全版」をオススメする。
余談だけど、映画版は泣けたなあ…。このブラックジョーク極まりないホラーをあんないい話に仕上げてくるなんて! -
白もいいけど黒も捨てがたい
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フフフ
実るわけないだろう
何度でも死ね
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私のバイブル。
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さいこう。潤二ワールド。