井上ひさしと考える日本の農業

著者 :
制作 : 山下 惣一 
  • 家の光協会
3.80
  • (2)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259518523

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 米のことが中心だったが、父の作る蜜柑について、農業について考えなくては。

  • 資料ID:W0173076
    請求記号:612.1||I 57
    配架場所:本館1F電動書架C

  • 20140307 日本人としてどうするべきか?はっきり言ってくれる人がどんどんいなくなる。人任せにする前に参考になる本。

    20180225 世の中が不安定になってくると基準を求めたくなる。自分の中でブレない人を探しているとここに行き着く。そろそろ本格的に動き出さないと本当に手遅れになってしまいそうだ。何かできる事から始めようと思う。

  • 色んな切り口を持っている著者だが、農業という切り口は厳しかったのかと。本自体は読みやすい。最近の農業本のレベルが高いからしょうがないか。

  • 農業にしても これからは 環境のことも含めた職業として尊重されるべきだし、それを踏まえての認識でないとだめなんだと改めて 痛いくらい感じました。 
    でも なんとなく 身の回りの物が なんでもかんでも 経済や商業優先になっていってるのがコワイ・・
    安い物には分けがあるのに 高いお店ですら 怪しいなんてorz

  • 井上ひさしさんが訴えてきたコメを中心とした日本の農業のこと。それを再編したもの。
    工業大国であろうとしたら、農業大国でなければならない。アメリカとの従属的関係を断ち切らなければいけない。井上さんが訴えていたころに比べて、状況は好転しているか。否、目前にますます大きな問題が。『吉里吉里人』の話なんかもあったりする。カツカツに怒っているわけではなく、井上さんらしくやさしく怒っている。コメが我が国にもたらすことについて、そこまでいうかぐらいの感じもあるのだけど、でもまあ、過去の提言と現在を見比べると、それは預言ともいえるようなことで。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上ひさしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×