- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784259546939
作品紹介・あらすじ
食の安全・安心への関心が高まり、その危険性ばかりが指摘される農薬。一方、規制が厳しくなる中、使える農薬がほとんどなく、水わさびをはじめとする生産量の少ない「マイナー作物」の生産者は厳しい立場に立たされている。単純な是非論を超えて、持続可能な農業を築き、私たちの大切な食文化を守っていくために知っておきたい、本当の農薬の話。
感想・レビュー・書評
-
仕事上読んどかないといかんなーと思い手に取る。
所々おや?となるところがあるが、よくある農薬だの無農薬だののイメージは捨てた方がよい、というメッセージは正しいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルから想像される「プロ市民による扇動の書」ではなく、まじめなジャーナリストの手になる良書。
-
無農薬じゃなければ野菜じゃない!ならば私たちが今食ってる物はどうしてくれるんだ。
という疑問に答えてくれました。
とはいえ、本当に気合いの入った農家が作った作物はスーパーには出回らないことも事実だと思う。 -
食の安全・安心への関心が高まり、その危険性ばかりが指摘される農薬。一方、規制が厳しくなる中、使える農薬がほとんどなく、水わさびをはじめとする生産量の少ない「マイナー作物」の生産者は厳しい立場に立たされている。単純な是非論を超えて、持続可能な農業を築き、私たちの大切な食文化を守っていくために知っておきたい、本当の農薬の話
-
中国製冷凍餃子からメタミドホスなど有機リン系農薬の成分が検出とのニュースがあった時、たまたまタームリーに注文していた本。マスコミや大衆に迎合しない松永和紀氏の冷徹な眼力と分析はぜひ一読の価値有り。
-
農薬についてとても分かりやすく、かつ公平に書かれていて最高でした。
農薬という悪いばかりのイメージが覆りました。
農薬から現在抱えている農業界の問題や消費者の問題が明らかになり、考えさせられる本でした。
(2008/1/7読了)