- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784259562977
作品紹介・あらすじ
農薬・化学肥料に頼らない自然農法の知恵とデザイン。はじめよう!人と環境にやさしい菜園づくり。
感想・レビュー・書評
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うちの農園、将来的にこうしたいなーとぼんやり考えてることがあり、それを少しずつ形にしていくためのノウハウが詰まってる。
パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)、農業(アグリカルチャー)、文化(カルチャー)を組み合わせた造語。 永続可能な循環型の農業をもとに、人と自然がともに豊かになるような関係性を築いていくためのデザイン手法を意味する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老後は庭でウサギを飼うことを考えてみたが外飼いすることが現実的かどうかが悩ましい。排泄物が土壌を肥やすというのは魅力的だが…。
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相場正一郎さんが、新著とともに紹介されてて、なんとなく気になって。
本で紹介されているパーマカルチャーを実践されている方が、留学したレインボーヴァレーにひかれる。 -
多品種の作物を育てるだけでなく、堆肥に至るまで、循環させて行こうという発想の農業。
移動式の鶏小屋チキントラクター、コンポストトイレ等の作り方まで紹介されていてちょっとびっくりしたけど、徹底した循環を目指すなら、そうなるかも。それにはかなり広い農地を含む敷地が必要になるだろう。出入りする所を余り見られたくはないしなー。
ここまで完璧にしなくても、ちょこちょこ参考になる事が書いてある。ベランダでグリーンカーテンを作る方法やハーブ採集の話など。
今年はゴーヤを育ててグリーンカーテンにしたが、
来年は是非ヘチマを育ててみたい。
あの実はスポンジとして使えそうな感じ。
今年、田舎でほったらかし農業を始めてみたけど、案外よく育った。
オススメはトマトとツルムラサキ、空芯菜。
バジルや青じそも近くに植えておいたらいい出来だった。トマトとコンパニオンプランツというのは本当でした。
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これは分かりやすい。
p.28「菜園デザインの基本」p.51「スパイラル菜園」p.108「土を作り、水の循環をデザインしよう」あたりは春からの畑作りにすぐ取り入れられる。
押しつけがましくなく、初心者でも分かりやすく、全部でなくとも出来ることから生活に取り入れたいと思える、何より読んでいてワクワクする。
これは「買い」だな。 -
ノラノコの畑でもパーマカルチャーデザインを生かしたい!
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パーマカルチャーの理念から実際までコンパクトにまとめてる。ま、全部やるのは不可能に近いのでできそうな部分から取り入れていければいいかな。
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農の仕事は景観づくりの役を担っていると思うんだけれど、
この本を見てみると本当に環境や人の数だけ、
いろいろな畑や空間が生まれてるな〜って感じる。
植物も生物も多様で、いいかんじだ。 -
ビル・モリソンの「パーマカルチャー」を日本人向けに日本の植生や土地の事情を考慮して紹介している。ベランダ菜園など日本ならではのパーマカルチャー菜園の紹介や、日本で入手しやすい植物を例にたとえば防虫効果がある相性の良いコンパニオンプランツの紹介など、実践的で使える内容が多いと感じた。ビル・モリソンの著作も面白いがオーストラリアの植生や環境をベースに書いているため、素人にはなかなか日本に置き換えて考える事は難しいように思う。いまいちよく分かってなかった積層マルチやコンポストなどの少し応用的な手法についても丁寧に書かれていてよく理解できた。