はじめてのバラづくり12か月: あこがれの花を美しく咲かせる

著者 :
  • 家の光協会
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259563004

作品紹介・あらすじ

いちばんていねいでやさしいバラ栽培の教科書。好みの色や育てる環境から品種を選べるバラ図鑑と、繰り返し咲かせるための季節の作業がすぐわかるチェックシートを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 念願だったピエール・ド・ロンサールの大苗を買ったので図書館で借りてみました。写真はあれど生育等は載ってない(笑)鉢で育てるのでブッシュ仕立てが無難かな。その辺りのことが載ってるのは鉢バラの本か。この時期だと葉は取ってもいいのよね!?

  • 花が咲いた後のお世話
     何度も開花するには養分の補給も必要なので、
     お礼肥を与えます。

    夏の剪定
     気候のよい10月~11月に咲くように、8月下旬~
     9月中旬ころに全ての枝を剪定しましょう。

    バレリーナ
    一重の花を次々とつけ、花がらを残せば秋には実も
    楽しめる。アブラムシやハダニがつきやすいので、
    シャワーで水やりをして防除する。枝を伸ばしてフェンス
    などに絡ませたり、短く切り詰めても、よく開花する。

    アイスバーグ
    白バラ人気NO.1。半八重のベールのような純白花で、
    つる性もある。半日陰でもよく育つ。1983年、
    世界バラ連合「バラの栄誉殿堂」入りを果たした。

    バラの品種は3つのグループに分類されます。
     ワイルドローズ
      世界に自生する野生種のバラ。多くは一重咲きで、
      秋に実を結びます。日本には13種の原種が自生し、
      その中の3種が現在の品種に貢献しました。

     オールドローズ
      主に一気咲き。一部に返り咲き。四季咲きの
      品種もあり。
      園芸品種のバラは、原種をルーツに改良されてきた
      ものです。バラ改良の歴史の大きな節目は
      1867年、モダンローズ第1号「ラ・フランス」
      誕生の時でした。それ以前に作り出された系統の
      バラをオールドローズと呼びます。自然と溶け込む
      ようなワイルドな樹形になるものが多く、
      ナチュラルで、気品のある花、多様な香りも
      魅力です。
     
     モダンローズ
      おもに四季咲き。一部に返り咲き、一季咲きの
      品種もあり。
     「ラ・フランス」以降に作り出された系統のバラの
      ことです。その魅力は、花形、花色の多彩な
      バリエーションと、四季咲き性の品種が大半を
      占めることにあります。主流は、長らく
      ハイブリッド・ティーの系統でしたが、
      21世紀の現代ではイングリッシュローズに
      代表されるようなオールドローズの風情をもつ
      バラへと移り変わってきています。

    「シュート」を更新することで生長し続けます。
    バラはシュートが翌春以降の主幹になります。
    シュートの寿命はたいてい3~5年にすぎず、・・(略)

    根元近くから出てくるシュートを「ベーサルシュート」と呼ぶ。
    ベーサルシュートは枝を長く伸ばして丈夫な主幹に
    育てたいので、枝先につぼみがついたらすぐに、
    先端を15cmほど切り戻し(ピンチし=摘心し)
    て側芽を伸ばしましょう。

    つるバラは休眠期に枝を曲げて花数を増やします。
    冬に枝をできるだけ水平に曲げて誘引。先端は切る。
       

  • 初心者にやさしい指南書。

    しかし前半のバラ説明は見にくかったです。写真の大きさが違くて、そのせいで写真の上だったり下だったり、右だったり左だったりと統一性がなく、三角印で示されている一部を除き、どれがどれやらと初見では混乱します。
    8色の色事紹介されていますが、特に初心者向けの病害虫に強いものでもなく、なぜこれを載せたのだろうというものもチラホラと。

    後半のバラの手入れ方法は写真、イラスト付きだったので理解しやすいです。

  • 色別にバラが紹介されている。わたしのバラ庭づくりとセットで読むと良い本

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著者プロフィール

◎後藤 みどり(ゴトウ・ミドリ)山梨県笛吹市のバラ苗専門店「コマツガーデン」代表。NHK「趣味の園芸」にレギュラー出演するほか、『マイガーデン』『BISES』などの園芸雑誌でも、わかりやすくバラ栽培の方法を紹介。著書に『大地に薫るバラ』(草土出版)、『わたしのバラ庭づくり』(農文協)など。

「2023年 『新版 はじめてのバラづくり12か月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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