精神看護学 1 精神保健看護の基本概念

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  • 医学書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784260352055

作品紹介・あらすじ

本書では、人が人にはたらきかける側面から,看護における判断と行為化の特徴を明らかにした。すなわち、精神の健康問題の顕在化過程、患者を中心とした問題の取り組み過程、多層な支えを生み出すネットワーク形成過程など、対人関係を基軸とした援助方法の体系化を試みた。また、人間および人間行動、生活環境の理解に関する関連領域の知識と技術を看護実践に応用する方法をも述べ、さまざまな立場や職能にある人々との協働のしかたを提示している。今回の改訂では、社会の大きなうねりのなかで、精神の健康問題が人々の重大な関心事となっている状況をふまえ、看護職が担う役割と機能を社会的なシステムに位置づけた。

著者プロフィール

前・社会福祉法人かがやき会理事長・地域ケア福祉研究所所長・東京都医学総合研究所客員研究員,保健学博士

 千葉県出身。1960年,東京大学医学部衛生看護学科卒業,東京都保健所保健師,国立病院看護師,東京大学医学部保健学科助手を経て,1968年,国立武蔵療養所看護師長(1971年デイケアを開設)。在任中,WHOの招聘により,ボストン大学大学院に留学(理学修士号)。
 1973年,東京都精神医学総合研究所の開設に携わり,主任研究員として医療看護研究室を創設する。
 1986年,障害者や家族,地域の支え手らの有志を募り,精神障害者の生活支援の拠点として「地域ケア福祉センター」を立ち上げ,精神保健法の成立を契機に,1989年「社会福祉法人かがやき会」を立ち上げ,理事長に就任。福祉ホーム,共同作業所,一時宿泊・短期宿泊,生活支援センター,グループホーム,就労センターなど,地域に根づいた生活支援の場をつくる。
 この間,東京大学医学部保健学科のほか,東京医科歯科大学医学部保健衛生学科,宮城大学看護学部,北里大学看護学部などの非常勤講師を歴任。衆議院議員(1990~1993年),国際医療福祉大学大学院教授(2000~2003年)などを務める。

「2022年 『外口玉子の仕事世界 六十年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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